厳しい残暑が観光に影響 レゴランドが水遊びスポットの期間延長 川沿い染める彼岸花は「一斉には咲かないんじゃ」
9月も中旬を迎えていますが、厳しい暑さは続いていて、秋の行楽にも影響が出ています。季節外れの暑さに戸惑いが広がっています。 【動画で見る】厳しい残暑が観光に影響 レゴランドが水遊びスポットの期間延長 川沿い染める彼岸花は「一斉には咲かないんじゃ」
■厳しい残暑…レゴランドはアトラクションの期間を延長
名古屋市港区のレゴランド・ジャパン。2024年に新たにオープンした、屋根の下で水遊びが楽しめる「デュプロ・プレイ」と、レゴでできた大きな楽器が目を引く「ドレミでパチャチャ」で13日も子供たちが遊んでいました。
足元から噴き出る水や、大きなバケツから降り注ぐ水に、大はしゃぎの子供たち。この日もまだまだ真夏のような暑さです。 14日からの3連休で2024年は終了の予定でしたが、急きょ、9月いっぱいまで延長することを決めました。 レゴランド・ジャパン・リゾートの担当者: 「9月も暑い日が続いていることから、16日までだった予定を急きょ、30日の月曜日まで延長しました。この夏はびしょ濡れになってもらって、レゴランド・ジャパン・リゾートをお楽しみいただきたいです」 母親: 「日陰で涼しく遊べていいです」 別の母親: 「(子供も)楽しそうで、レゴも好きなので。まだ暑い日が続くので、また来たいと思います」
まだまだ厳しい残暑が続いています。名古屋の13日の最高気温は33.8℃、岐阜県飛騨市神岡では36.4℃を観測しました。14日からの3連休も季節外れの暑さとなる予想です。
■彼岸花は矢勝川を真っ赤に染められるのか
愛知県半田市を流れる矢勝川(やかちがわ)では毎年、彼岸花が咲くこの時期に「ごんの秋まつり」が開かれます。
半田市観光協会の担当者: 「こちらの堤防も、斜めのところがみんな真っ赤になりますし、川の向こうの斜面もみんな真っ赤になります」 川沿いを真っ赤に染める300万本の彼岸花。矢勝川は新美南吉の代表作「ごんぎつね」の舞台として知られています。
2024年も9月20日から10月4日まで行われる予定で、すでにちらほらと咲き始めていますが、例年とは様子が違うといいます。
半田市観光協会の担当者: 「(彼岸花は)地面の温度が下がってくると、それに反応して芽を出す。たぶん一斉には咲かないんじゃないかなと」 この夏の猛暑で、地面の温度が高いところと低いところの差が大きく、咲き始めにバラツキが出そうだということです。 半田市観光協会の担当者: 「特に水辺に近い川沿いが、咲きやすい感じですね」 2024年は例年より1週間ほど遅い、9月下旬ごろが見頃になりそうです。 半田市観光協会の担当者: 「いつも本当に今年は咲くんだろうかという不安と期待を思っているんですけど、色んな箇所で楽しむポイントが日にちによって変わってきますので、期間としては今年は長く楽しめるんじゃないかなと思っています」