ANA、国際線旅客60万人超え3カ月ぶり 利用率79.2%=3月実績
ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)の2024年3月利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比22.5%増の64万761人で、3カ月ぶりに60万人を上回った。ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.7ポイント低下し79.2%だった。 【写真】大画面を備えるANA 787-10の国内線プレミアムクラス 一方、国内線は旅客数が前年同月比1.7%増の317万4258人、搭乗率は2.2ポイント上昇し75.5%となった。 国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは欧州方面の83.9%(前年同月比1.5ポイント上昇)で、低かったのはアジア/オセアニア方面の77.2%(2.1ポイント低下)だった。 旅客数は3方面すべてで前年を大きく上回った。増加率が最も高かったアジア/オセアニア方面は23.3%増の38万7870人。増加率が最も低かった欧州方面は、18.2%増の4万8192人だった。 貨物の輸送実績は、国際が5万6285.1トン(4.8%減)、国内は1万9927.9トン(1.3%減)だった。
Yusuke KOHASE