「博多華丸・大吉」の博多華丸（左）と博多大吉

　お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸（54）と博多大吉（53）が5日放送のBS朝日「家呑み華大」（木曜後10・00）に出演。お互いの存在の大きさについて語り合う場面があった。 　50代の2人がパジャマに着替え、あちこちに仕掛けられた固定カメラに囲まれて“サシ飲み”しつつ、ボヤキも含めて楽しくトークする同番組。今年1月の初回放送からもうすぐ1年が経過するタイミングで、この日はこれまでの未公開トーク特集を放送した。 　続いて年内最終放送となる12日は1時間SPとなることが告知され、その内容を少し先出しオンエア。そのなかで、視聴者から「主人の転勤が決まり、引っ越すことになりました。一から交友関係を築くのがとても不安です。お二人は大人になってからできた友達はいますか？また、友達づくりはどうしていくのがいいと思いますか？」というお悩み相談があった。 　これに「作ろうと思って作った友達は友達じゃないような気がするよな」と華丸がポツリ。大吉は「華丸さんの名言！」としたうえで「あんた19（歳）から言いよるばい、それ」と福岡大時代の友人同士で結成した仲良しコンビならではの一言を付け加えた。 　華丸本人は「え？言ってた？俺、そんな」とびっくり。大吉は「『華丸・大吉』の前から言うてるよ、あなた。よう、それ言うね。昔から言いよるよ」と学生時代を回想した。 　ここから一気に“友達トーク”に。華丸は「でも、意外と自然にできないもんね」とし、「（友人を）3人挙げろって、本当の友達って言ったら。ギリ大吉さん入るからね、俺。3位よ、3位」と“ほっこり告白”を口にした。 　酔いも手伝ったのか、仲良しコンビならではの華丸の激白。だが、大吉はこれに照れたのか戸惑い、「“俺が1位だろう”とも言いづらい。だってもう友達じゃないから。仕事してるからね。だからちょっと関係性は（一言でいうのが難しい）。俺、華丸さんのこと友達とはあんま思わんな。友達っていう一言では片づけられんよ、やっぱ」と友達というより相方としての立場を強調した。 　これに華丸は「家族…。家族っていうのもちょっとあんまり（違う）か」と大吉との関係性にこちらも悩みだしたが、「たとえがないんよね、漫才コンビってね」と大吉。 　すると、華丸は「でも俺はやっぱ大学の友達だから友達！ずっと思ってる！」とキッパリ。華丸のストレートな思いに大吉は「いや、俺も友達とは思ってるけど…。友達のカテゴリーにはもう入りきらんかな…」と“友達以上”を思い浮かべてか複雑な表情で笑っていた。