箱根のユネッサンに「ボージョレ風呂」 24日まで、芳醇な香りに酔いしれ
フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が解禁された21日、温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」(箱根町二ノ平)で恒例の「ボージョレ・ヌーボー風呂」が始まった。来園者は紅葉に染まった箱根の山々を眺めながらワインの芳醇(ほうじゅん)な香りに酔いしれた。24日まで。 【写真で見る】ボージョレ・ヌーボー風呂の特別試飲会でワインを楽しむ来園者 季節を感じさせる変わり風呂を提供しようと2005年に始まり、今年で20回目。期間中は標高600メートルの「展望露天風呂」で、1日1、2回ボージョレが浴槽に注がれる。今年は屋外エリアのサウナ「フィンランドバス」で、ボージョレを加えたアロマ水を熱せられたサウナストーンなどにかけるロウリュと、その蒸気をあおいで送るアウフグースも実施する。 21日の解禁日限定の特別試飲会では、家族連れやカップルら約50人に新酒やブドウジュースが振る舞われた。平塚市から家族で訪れた高﨑菜都季さん(35)は「紅葉とマッチしていてすてき。渋さと甘さがあり大人の味だった」とほほえんだ。 ワインの投入時間は不定期。問い合わせは、同園電話0460(82)4126。
神奈川新聞社