欧州からウクライナにF16移送 近く運用可能に、航空戦力強化
【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は10日、ワシントンでの北大西洋条約機構（NATO）首脳会議の関連会合で、オランダとデンマークが保有する米国製F16戦闘機をウクライナに移送する手続きに入ったと明らかにした。近く運用可能になり、航空戦力を強化する。機数は言及しなかった。ノルウェーも6機のF16を年内に送ると発表した。 米国とオランダ、デンマークの3カ国首脳は共同声明で、ロシアの侵攻に対する防衛支援のため、パイロットの訓練を進めると表明した。 ウォールストリート・ジャーナル紙によると、ウクライナで夏にF16数十機が運用を始める見通し。
