【RIZIN】木村“フィリップ”ミノルもパッキャオ戦に名乗り「俺なら彼らをKnock Outさせられる」
2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ『超RIZIN.3』にて、「RIZINスタンディングバウト特別ルール(ボクシングマッチ)」(68.0kg契約・3分3R)で行われるマニー・パッキャオ(フィリピン)vs.鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が揺れ動いている。 【写真】巌流島で95kgのセネガル相撲選手をボクシングマッチでKOした木村 6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催された『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』にて、鈴木は五味隆典(東林間ラスカルジム)とボクシングマッチで対戦。引き分けとなったことから、鈴木の師匠でもある山口元気KNOCK OUT代表が大会総括で「パッキャオ戦は無理じゃないですか。本人はやりたいと言ったんですが、僕は気が進まなかった。拳を痛めているし、パッキャオ戦はきついんじゃないのって意見だったので」と、パッキャオ戦にストップをかけたい意向であることを示した。 これに安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が「俺の出番やな」と自分がパッキャオと戦いたいと名乗りをあげたが、その4時間前に木村"フィリップ"ミノル(ブラジル/Battle Box) が自身のSNSにて「Pacquiaoと Ryan garciaどちらも俺に任せて欲しい。堂々と勝負出来る所を魅せる。俺なら彼らをKnock Outさせられる」と名乗りをあげた(ライアン・ガルシアはプロボクシング元WBC世界ライト級暫定王者で、2024年6月にMMA転向をほのめかした)。 木村は2004年3月にRIZINでブアカーオ・バンチャメーク(タイ)とRIZIN KICKルールで対戦し、1RにKO寸前まで追い込んだが2RにKO負け。5月3日に映像が公開された『巌流島バーチャルファイト』では、セネガル相撲のアマドゥ・ディアと無差別級のボクシング特別ルールで対戦し、1RでKO勝ちを収めている。 2023年にも木村は「パッキャオ戦が組まれたら僕は勝つことが出来る。候補にぜひ入れて欲しい」とパッキャオ戦に名乗りをあげたことがあった。 山口代表は「でも、本人の意思が優先なので…」と、試合をやめさせたいが鈴木本人の意思を尊重したいとしており、鈴木がやると言えば変更はないだろうが、山口代表が明かした「拳を痛めている」ことも気になるところだ。
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【KNOCK OUT】五味隆典と引き分けの鈴木千裕、7月パッキャオ戦は「無理じゃないですか。やめた方がいいんじゃないか」(山口代表)
- 【ムエタイ】西川大和が復帰戦でKO勝ち! ベルトを獲得「第一歩を踏み出せた」「良い国と良い練習環境に感謝」
- 【Bellator】ダブリンで初回一本勝ちの太田忍、空位の王座決定戦は「井上直樹vs.キム・スーチョルが順当」「大晦日に王座挑戦かサバテーロと」「『超RIZIN』は──」
- 【K-1】「感謝」「無」「死神」THE金子晃大ワールド爆発のインタビュー「なんとなくでいいんですよ。完全理解しないで」
- 【RISE】宮﨑小雪が天海ツナミとWBCシルバー王座を争った元WBC世界王者サムサンと激突「私のルールなので必ず勝たないといけない」(宮﨑)