国産ミカン、生搾りジュース人気 自販機で手軽に
国産ミカンの生搾りジュースの自動販売機が登場し、注目されている。国産ミカンの濃厚な甘味をジュースで手軽に楽しめ、消費拡大に一役買う。2月上旬まで。 【画像】自販機の外観 手がけるのは、さいたま市のME Group Japan。同社は従来、輸入オレンジの生搾りジュースの自販機を取り扱ってきたが、国産農産物の消費拡大とサービス向上を目指して、昨年末から期間限定で始めた。 販売する国産ミカンの生搾りジュースは1種類で、1杯(200グラム)600~700円。注文後、国産ミカン4、5個を約40秒絞って、ジュースにする。 原料のミカンは、静岡や愛知、和歌山県から計2トンを仕入れ、関東、関西の都市圏に設置する自販機40台で、国産ミカンの生搾りジュースを販売している。1週間で1台当たり300杯以上が売れるという。 ミカンのシーズンに合わせたサービスは、利用者から「季節感を感じられる」と好評だ。 同社は「今後も国産のかんきつ類を使って、利用者がわくわくする生搾りジュースを提供していきたい」(マーケティング部)とする。
日本農業新聞