アリソン・ブリー、「マスターズ・オブ・ザ・ユニバース」実写版で悪役に決定
米女優アリソン・ブリー(「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」)が、アマゾンMGMスタジオとマテル・フィルムズが製作する実写版「マスターズ・オブ・ザ・ユニバース(原題)」で、悪役イーヴィル・リン役を演じることが決定したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。 「マスターズ・オブ・ザ・ユニバース(原題)」は、1981年に発売されたマテル社のアクションフィギュアシリーズを原作とする人気フランチャイズだ。本作では、ニコラス・ガリツィンが主人公ヒーマン役を、カミラ・メンデスが女戦士ティーラ役を演じる。 物語の詳細は明かされていないが、エターニア星の王子アダムが、パワーソードによって筋骨隆々のヒーマンに変身し、超人的な力と能力を獲得。仲間たちとともに、悪の軍団を率いるスケレターから惑星を守る冒険が描かれるとみられる。 監督は、ストップモーションアニメーションスタジオ、ライカの創設者で、「KUBO クボ 二本の弦の秘密」を手掛けたトラビス・ナイト。脚本は「ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒」のクリス・バトラーが担当している。 コメディやドラマで知られるブリーにとって、ファンタジー大作への出演は新境地となる。彼女は「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」や「マッドメン」などのテレビドラマで注目を集めた。最近では、夫のデイブ・フランコと共同執筆・製作を手掛けたロマンティックコメディ「ホース・ガール」に主演。アカデミー賞にノミネートされた「プロミシング・ヤング・ウーマン」にも出演している。 「マスターズ・オブ・ザ・ユニバース(原題)」は約20年にわたり実写映画化が企画されてきたが、ようやく製作が本格化している。全米公開は2026年6月5日を予定している。