レギンス越しにも伝わる下半身の筋肉で魅せた27歳 初のボディコンテストで優勝
「大会出場のきっかけはインフルエンザです!」 マッスルゲート大阪大会ウーマンズレギンスフィットネス158cm以下級で優勝した寺内美裕(てらうち・みゆ/27)さんはニコニコしながらこう教えてくれた。 【写真】寺内美裕さんが魅せたレギンス越しにも伝わる下半身の筋肉
「チアは幼稚園の年中から高校卒業まで続けました。チア以外にもヒップホップ、ジャズ、モダンなど、色々していました」 ステージ上での立ち姿も美しく、玄人っぽいオーラが漂っていたのはチアやダンス経験から来ているのだろう。ちなみに大学時代はモータースポーツでジムカーナやダートトライアルをしていたそうだ。 「ジムには一昨年の12月に入会しましたが、去年の8月までは月に2回程度しか行っていませんでした」 昨年の8月、「懸垂したいなぁ、できるようになりたいなぁ」と思い始め、週に3,4回ジムに通うようになった。そして年が明けたとき、インフルエンザに感染してしまった。「インフルエンザに感染して4~5kgやせたときに筋が見えて、私も大会に出られるかも、と思いました」 同じジムに大会出場する選手が5人いたことも寺内さんの挑戦を後押しした。 「カテゴリーはバラバラでしたが、一緒に出場した仲間ができたことがよかったです。他の会員さんから身体を褒めてもらえるようにもなり、自分に自信が持てるようになりました」 大会出場を決めてからトレーニングの頻度も上げ、4日に一回オフのペースで通っていたという寺内さん。 「トレーニングの質も上がり、気づいたらもともと目標としていた自重での懸垂ができるようになったのがとても嬉しいです」
なんと大会2日前に懸垂ができたそうだ。今回初出場してみての感想を聞くと、たくさんのコメントが返ってきた。 「大会自体、観戦もしたことがなかったので本気で筋トレしてきた人たちを間近で観てとても刺激を受けました。また観客席からの応援も楽しかったです。ステージに立つのは10年以上ぶりでとても緊張しましたが、52番と叫んでもらえるのは勇気づけられてすごく嬉しかったです」 最後に今後の目標を聞いた。 「JAPAN CUP予選通過を目標に頑張ります。また、いつかビキニのカテゴリーに出るのが目標です」
取材:あまのともこ