電動ボード自賠責保険料引き下げ 来年4月から10%程度
電動キックボードの自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の保険料が来年4月以降、10%程度引き下げられることが16日、分かった。現在は原動機付き自転車と同じ保険料区分だが、新たに専用区分を導入する。原付きより速度が遅く、重大事故の恐れが低いため。 損害保険料率算出機構が20日の理事会で決定し、来年1月の金融庁の審議会を経て正式決定する。原付きと同水準の保険料を支払っている対象の契約者には差額が返還される見通し。 改正道路交通法で、最高速度が時速20キロ以下などの条件を満たす電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」という新たな分類に指定され、自賠責保険の加入義務がある。