高津監督に評価されず…?ヤクルト、前年から1軍出場がない選手(6)“有望株”の1軍デビューは…?
交流戦に突入している2024年シーズンのプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが起きているが、ファームでくすぶっている選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだ。そこで今回は、前年から一軍出場がないヤクルトの選手を紹介したい。
小森航大郎
・投打:右投右打 ・身長/体重:173cm/83kg ・生年月日:2003年4月30日 ・経歴:宇部工 ・ドラフト:2021年ドラフト4位 今季で高卒3年目を迎える小森航大郎。プロ入りから着実なレベルアップを見せているだけに、そろそろ一軍デビューを果たしたいところだ。 宇部工では1年夏から正遊撃手に定着し、3年夏の山口県大会では打率.909(11打数10安打)と大活躍。小柄ながらパンチ力のある強打の遊撃手として評価され、2021年ドラフト4位で東京ヤクルトスワローズに入団した。 高卒1年目の2022年は体力強化に重点を置いたこともあり、二軍では22試合出場、打率.200に終わった。 翌2023年はファームで49試合に出場し、打率.230、3本塁打、16打点、8盗塁と前年を上回る数字をマーク。 高卒3年目の今季も二軍で二遊間を守り、スタメン出場を続けている。攻守でさらなる磨きをかけ、今シーズン中に一軍の舞台を経験したい。
ベースボールチャンネル編集部