日本の美女コスプレイヤーが世界へ、「『まどマギ』はこの冬ちょうど米国でアニメが始まるので」
この夏、米・ロサンゼルスで日本のアニメやマンガなどのポップ・カルチャーに特化した北米最大級のコンベンション「Anime Expo」が開催。昨年を上回る40.7万人が来場し、会場は大いに盛り上がり、日本からも多くの参加者が訪問した。 【写真】全身カットも、ひのきおさんの撮り下ろしカット【7点】 「ENTAME next」では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーさんに直撃し、撮り下ろしの撮影とインタビューにも答えてもらった。今回はアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』(以下、まどマギ)より鹿目まどかのコスプレをしていた日本人コスプレイヤー・ひのきおさんにイベントの魅力や日本のイベントとの違いなどを訊いてみた。 ――今日はどこから来ましたか? ひのきおさん イベント4日目にあるファッションショーに出演するために日本から来ました。本日(3日目)はフリーだったので、一般参加でコスプレをしています。 ――「Anime Expo」は初めての参加ですか? ひのきおさん はい、初めてです。 ――「Anime Expo」に参加してみての感想を教えてください。 ひのきおさん 初めての参加なんですけど、すごい栄えてますね。日本以外で開催される(コスプレのできる)イベントに参加した際には「昔の日本のイベントに近いな」という感想を抱くことがあるんですけど、「Anime Expo」は日本より進んでいる印象があります。 ――参加しているコスプレイヤーさんの印象はいかがですか? ひのきおさん コスプレイヤーさんがとても多くて、クオリティもすごいです。同じ作品でも、別のキャラクターの人と一緒に撮っている光景は日本のコスプレイベントと似ているなと思った部分もあったのでそこはうれしかったです。 ――他にもイベントの楽しかったエピソードがあれば教えてください。 ひのきおさん 私が出演させていただくファッションショーのブランドにデザイナーのHirokoTokumine様のブースがあったので見に行ったんです。その近くで現地のロリータちゃんが買い物をしていて、すごく幸せな風景に巡り会えました。 ――また「Anime Expo」に来たいですか? ひのきおさん そうですね!次はもっとゆっくり見て回れるようにしたいです。 ――ちなみに今日のコスプレは? ひのきおさん 『魔法少女まどか☆マギカ』のまどかです。アメリカで流行っているアニメなど色々調べたんですけど、『まどマギ』がちょうどこの冬にアニメが始まるのと(インタビュー当時、その後の発表で25年冬公開に)、自分がいいなと思ったキャラがいいなと思ったので、まどかのコスプレを選びました。 ――いつからコスプレをしているんですか? ひのきおさん 10年前から始めました。最近はゲームのコスプレをやっています。今までやってきた中でお気に入りは、何度もコスプレをしている『化物語』(西尾維新による小説)の忍野忍です。今年やっと満足のいくコスプレもできたので、すごく思い入れ深いです。 ――アメリカ以外のコスプレイベントに行ったことは? ひのきおさん 台湾とカンボジアに行ったことがあります。アニソンが流れるDJブースが大盛り上がりで、日本以上の歴史を感じてすごく楽しかったです。 ――次に行く予定のコスプレイベントは決まっていますか? ひのきおさん 夏の「コミックマーケット」(日本最大級の同人誌即売会)に行きます。あと、8月には台湾にて「Fancy Frontier 開拓動漫祭」も開催されるので行く予定です。 ――最後に、今後の目標を教えてください。 ひのきおさん コスプレでは、いつか『葬送のフリーレン』(山田鐘人、アベツカサによる漫画)のユーベルにチャレンジしてみたいと思ってます。また、日本と違って海外はロケーションがすごく素敵なので、今後海外へ行く際はきれいなところでコスプレ撮影をしてみたいです。
ENTAME next編集部