北関東・中部地方にある「医学部に入りやすい」中高一貫校…男子の日能研偏差値50でも、男女合計で50名程度の国公立医学部を輩出の名門校はどこだ
子供を医学部にどうしても入れたいーー。そんな願いを抱く教育ママ・パパは少なくない。今回も、そんな方々向けに学歴活動家のじゅそうけん氏が北関東・中部地方にある「医学部に入りやすい中高一貫校」を紹介する。首都圏編、西日本編と合わせた短期連載全3回の第2回。 【動画】筑波大医学部(医学群)は定員の50%が推薦枠の衝撃…一般入試で医学部に入れない子でも医学部に入れる裏ワザを推薦入試専門家が大暴露!低偏差値でも国立医学部に入れるのか、じゅそうけん、戦記が真実に迫る!
私文卒なのに医学部向け学校にめっぽう詳しい学歴活動家
今回も第一弾に引き続き医学部への合格力が高い学校を紹介していく。第二弾は地方編だ。 ここ最近、医学部に強い学校を調べまくっているおかげで、医学部合格者をたくさん輩出する学校の共通点が見えてきた。私文卒のアラサーが医学部受験の解像度を上げているというのもおかしな話だが、懲りずに紹介していこうと思う。
医学部に入りやすい中高一貫校その1は、男子の日能研偏差値50でも、男女合計で50名程度の国公立医学部を輩出
医学部に入りやすい中高一貫校その1は、南山中高である。 愛知県名古屋市に所在する、小学校から一貫教育を提供する私立校だ。 系列の小学校から大学まであり、小中高大とエスカレーターで上がる人もいる(小学校→中学へは例年70名程度が持ち上がるが、大学までいくのは20名程度)。 本校は男子部と女子部に分かれているという大きな特徴があり、事実上の男女別学となっている。さらに、男女間には入学難易度に大きな差がある。 日能研の偏差値を見ていくと女子61に対して、男子は50である。これだけ偏差値が離れていると、もはや別の学校という印象すら受ける。 そのため、女子部の生徒からは、男子と一緒にされたくないといった声が上がることも多い。南山女子部の中学入試の難易度は、男子最難関の東海中学をも凌ぐと言われているのだ。 進学実績を見てみると、東大京大、地元の名大などへの進学者も多いが、医学部への合格者が特に多いことがわかる。ここ10年の進学実績をみると、男女合計で例年30名~50名程度の国公立医学部合格者を輩出していることがわかる。 入学時の難易度差から女子ばかりが医学部に進学しているかと思えば、意外なことにそんなこともない。男子部からの合格者も意外と多いのだ。
あの学歴アイドルもこの学校出身
そもそも小学校組を中心に医師家庭の子弟が多く、医学部受験が身近という点があるだろう。 同県の公立進学校では、医学部より地元旧帝大の理系学部などを目指す向きがあるが、これは私立進学校と比べると医学部が身近ではないからだろう。 ちなみに、本校からはみんかぶファミリーでもある学歴アイドル・なつぴなつ氏が輩出されている。 医師だけではなく、ネット芸人を生む潤沢な土壌も醸成されているのかもしれない。
じゅそうけん
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