〔東京株式〕再びマイナス=上値追いの材料乏しく(5日後場寄り付き)
(後場寄り)午後の日経平均株価は前日比35円95銭安の4万0877円70銭で始まった。上値追いにつながる新たな材料が見当たらない中、前場に堅調だった大型株の一角も伸び悩み、日経平均は再びマイナス圏に押されている。 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比137円84銭高の4万1051円49銭。東証株価指数(TOPIX)は3.05ポイント安の2895.42。先物や大型株の一角に最近の上昇の勢いに乗った買いが入って日経平均を押し上げたが、全体には利益確定売りに押される銘柄が多かった。 26%の銘柄が値上がりし、71%が値下がりした。出来高は8億0395万株、売買代金は2兆0157億円。 業種別株価指数(33業種)は鉱業、医薬品などが上昇した。下落は海運業、電気・ガス業、繊維製品、輸送用機器など。 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高2億2433万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreは続伸。 (10時02分)日経平均株価は値を消している。取引開始直後に4万1100円台にワンタッチしたが、週初1日から4日間で1300円超上昇して「短期的には過熱状態だった」(大手証券)とされ、買いは続かず、利益確定売りなどに上値を抑えられている。東証株価指数(TOPIX)も小幅安。4日の米市場が休場で手掛かりが少なく、業種別指数も前日強かった業種の下落率が相対的に大きくなるなどリターン・リバーサル的な動きが中心だ (寄り付き)日経平均株価は前日比95円71銭高の4万1009円36銭で始まった。前日の好地合いを引き継ぎ、幅広い業種で買いが先行している。