ジャイアンツの“熱意”は…巨人、ドラ1指名を公言した歴代選手(5)くじ引き11連敗の“悪夢”に
「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に開催。今年のドラフト会議ではわずか1球団のみだったが、事前に1位指名を公表するケースも少なくない。特に読売ジャイアンツは、1位指名を公表する年も多い。そこで今回は、巨人が1位指名を公言した現役選手を紹介したい。
佐藤輝明(阪神タイガース)
・投打:右投左打 ・身長/体重:187cm/96kg ・生年月日:1999年3月13日 ・経歴:仁川学院高 - 近畿大 ・ドラフト:2020年ドラフト1位 1位指名を公表するなど、読売ジャイアンツが獲得を熱望していた佐藤輝明。しかし、迎えたドラフト会議では4球団が重複し、巨人はくじ引きを外す結果となった。 近畿大では1年春からリーグ戦に出場し、2年時には大学日本代表に選出された佐藤。本塁打を量産し、関西学生野球リーグの通算本塁打記録を更新。3度のベストナイン、2度のMVPに輝くなど、数々の実績を残した。 ドラフトの目玉選手に名前を挙げられ、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークスが佐藤の1位指名を公表する中、ドラフト会議前日に巨人も1位指名を表明。 最終的に4球団競合となり、阪神タイガースが交渉権を引き当てた。巨人はくじ引き11連敗となり、外れ1位で平内龍太を指名。 阪神入団後はルーキーイヤーから3年連続で20本塁打をクリア。昨季は132試合に出場しチームトップの92打点を記録。リーグ優勝、日本一に大きく貢献した。 プロ4年目の今季は120試合の出場で打率.268、16本塁打、70打点とやや数字を落としたが、ドラフト1位に相応しい活躍を見せている。
ベースボールチャンネル編集部