「話題にならないことが話題」Kōki2作目映画が盛り上がりイマイチも「参謀・静香の狙い通り」か
Kōki,が出演した2作目のアイスランド映画『Touch』が今年の夏にアメリカで公開される予定なのだが、日本では全くと言っていいほど“話題になっていない”ということが報じられた。皮肉にも、逆にそんな報道があったことが話題になっている。 【秘蔵画像】美しい…! キムタクと結婚前…YOSHIKIと交際発覚の工藤静香「圧倒的オーラ」姿 《やっと皆さまに 「Touch」の予告を観ていただける日が来ました。本当に嬉しいです》 とKoki,が自身のインスタグラムに投稿したことで日本のメディアも知ることになったわけだが、それまで、この作品に関する情報はどこにも出ていなかった。 「アイスランドを代表する監督が作ったという報道がありましたが、それほど知られている監督じゃないですね。ストーリーは、ロンドンの日本食レストランで働いていた主人公のアイスランド人のシェフが、50年前に自分の前からいなくなった日本人の恋人の失踪の謎を探るために旅に出るという話。Koki,はその日本人の恋人を演じています」(映画ライター) Kōki,がインスタに添付した予告編を見ると、富士山の前を新幹線が走る、JRのCMみたいな映像や日本でロケをしたと思われるシーンがあり、共演者として本木雅弘が名を連ねている。また、Kōki,のキスシーンと、ベッドシーンらしきものが確認できた。 Kōki,の“ラブシーン”となれば、大いに話題になってもいいものだが、これがちっとも話題になっていないと、女性誌2誌が報じている。 女性誌が報じているように、確かに一部スポーツ紙のWEB版が記事にしたが、コメント欄も盛り上がらずSNSで言及している人もあまりいない。芸能界デビュー以来何かにつけて、世間を騒がせ続けてきたKoki,が出演する映画なのに、これは一体どういうことなのか……。 まだ日本での公開が決まっていない映画だからということもあるのだが、では日本で公開される可能性はあるのだろうか。 「木村拓哉さんの娘さんが出演しているのだから、ということで興味を持つ配給会社があるとは思いますが、’22年に公開されたKōki,のデビュー作『牛首村』は期待されていたにもかかわらずそれほど当たりませんでした。 配給会社としてもKōki,が出ているからというだけで、手を挙げることはないでしょう。海外の映画祭で賞を取ったとか、全米で話題になったとかじゃないと難しいと思います。あるいは、制作したアイスランドの映画会社が日本公開を切望し、日本の配給会社にお金を出す場合は公開もあるでしょうが、そこまでするかどうか」(映画配給会社関係者) それでも、公開を望むファンの声が増えれば可能性は高まるというのだが、あに図らんや、ファンの反応は薄い。Kōki,のインスタには約356万人ものフォロワーがいるというが、映画に関する日本からのコメントがほとんど見られない。 YouTubeに投稿された予告編は500万回近く再生されており、コメント欄には英文のコメントが多くみられるのだが……。WEBライターはこう分析する。 「確かにSNSのフォロワーは多いのですが、日本の彼女のファンはほとんど女の子です。その子たちはファッションとかメイクに興味はあるのですが、“女優”としての彼女にはまったく興味がないのだと思います。海外からのコメントが多いのは、彼女は元々海外ブランドのモデルやアンバサダーとして知られていたからではないでしょうか」 そして、このまま盛り上がりを見せることがないならば、映画は海外の配信サイトに売られる可能性が大だという。 俳優デビューしたにもかかわらず、いまだKōki,はテレビドラマに出演していない。Kōki,の次回作もハリウッド作品と決まっている。 「芝居はうまいですよ。英語力もあります。その点に関してはお父さんより上だと思います。かわいそうだと思いますが、本人に罪はないのに日本では“親の14光”だとか、アンチに何かと揶揄されます。 役者として腕を磨くには雑音のない海外のほうがいいでしょう。それは工藤静香さんの作戦なのだと思います」(前出・映画ライター) 出演映画が日本で話題にならないのは、彼女たちの望むところなのか。 すでに父親を超えたという声も出ているKōki,。海外の映画賞を引っ提げて凱旋帰国となれば、それこそ大きな話題になるのは言うまでもないーー。 文:佐々木博之(芸能ジャーナリスト) 宮城県仙台市出身。 31歳の時にFRIDAYの取材記者になり、数々のスクープを報じてきた。 その後も週刊誌を中心に活躍。 現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中
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