田中希実 4分7秒98で2位「逃げずに走って良かった」 ドルーリー朱瑛里は9位…金栗記念・女子1500m
◇陸上 金栗記念選抜中長距離大会(13日、熊本市・えがお健康スタジアム) 女子1500メートル2組(タイムレース決勝)で東京五輪8位の田中希実(ニューバランス)が4分7秒98で2位だった。2分6秒8で2位だった800メートルから約2時間半後のレースでも力強く走り抜き「状態は良くなかったですが、いつもこの金栗がこれからのシーズンどうしていこうか考えるきっかけになる重要な大会。逃げずに走って良かった」と話した。昨年の全国高校総体3位の津山高のドルーリー朱瑛里(2年)は、4分25秒45で9位だった。 昨年の世界選手権では5000メートルで日本勢26年ぶりの8位入賞を果たした田中。今年もパリ五輪が開催される重要シーズンだが「今日は良いレースができましたし、ラスト200メートルの課題は800メートルに引き続き見せてもらい良い収穫になりました。今の状態だと去年と同じくらい足元がガタガタな状態なので、今はゼロベースだと思って、作り直していくところから。まずは日本選手権(6月、新潟)だと思っています」と意気込んだ。
報知新聞社