中島健人、海外ドラマデビューまでの軌跡を振り返る 英語の習得や楽曲制作に関する秘話も
中島健人、“サプライズ”に涙を浮かべる場面も
『コンコルディア/Concordia』の第4話では、中島自身が作詞・作曲を手がけた楽曲「THE CODE」が“チアリングソング”として使用されている。その話題に話が及ぶと、「カルボナーラが美味しいローマのパスタ屋さんで、フランク・ドルジャーとHuluの長澤(一史)プロデューサーとでいろんなお話をしたことがあって。僕は俳優だけではなく音楽もやっているので、アイドルとしてもアーティストとしても、『コンコルディア/Concordia』になにか尽力できないかと思って、フランク・ドルジャープロデューサーに、曲をやらせてもらえないかと相談したんです」と、自ら音楽でも関われないかと直談判したことを明かす。しかし、ドルジャーからは「健人、それはできない。『ゲーム・オブ・スローンズ』の頃からポップスをドラマの主題歌には考えていない。だから今回はごめん」と言われたことを明かした中島。それでも、撮影中にいろんなインスピレーションが湧き、帰国後に思わず楽曲を作ったそう。「僕だったら『コンコルディア/Concordia』の楽曲はこういう楽曲になる、というイメージで、家でLogicを開いて作ってみたら意外といい感じになったので、それをそのまま送ったんです。そしたらHuluのプロデューサーさんからいきなり短尺の動画が送られてきて、劇中で使われたことを知りました。すごく嬉しくて、感激しちゃいました」と楽曲が使用された経緯を説明した。 その後、会場では「THE CODE」のスペシャルPVがサプライズで上映された。中島は「いや、ちょっと危ないですね……」と涙を浮かべながら、「こんな素敵な映像を作っていただいて、すごく嬉しいです。これはまだ言ってないんですけど……言っていいか。実は、中島健人としても『THE CODE』のミュージックビデオを作りまして。その撮影が昨日あったんです」と、「THE CODE」のミュージックビデオを制作したことをこちらもサプライズで明かした。中島は観客に向けて、「『コンコルディア/Concordia』に対して敬意を表したミュージックビデオになっていますので、是非ともドラマと一緒に楽曲も楽しんでいただけたらなと思います」とメッセージを送った。 さらにサプライズは続き、会場ではドルジャーから中島へのメッセージ動画も上映された。最後に中島は、「僕自身のターニングポイントになるような作品です。A・Jという役でヨーロッパで過ごした時間は忘れられないですし、今の中島健人に全て繋がっていると思います。ひとつのきっかけをこういうふうに作品を通してみなさんに伝えられていることがとても幸せです。みなさんもぜひ『コンコルディア/Concordia』の世界にお越しください」と力強く作品をアピールした。
宮川翔