軽井沢バス事故8年、未明に慰霊 運行会社社長が献花し謝罪
2016年に長野県軽井沢町で大学生ら15人が死亡、26人が重軽傷を負ったスキーバス転落事故は15日、発生から8年となった。未明には現場近くの慰霊碑に、業務上過失致死傷罪で昨年6月に有罪判決を受けたバス運行会社の高橋美作社長(62)が訪れ「関係者に心からおわび申し上げる」と謝罪した。 高橋社長は午前5時ごろ訪問。雪が降る中で花を手向け、手を合わせた。取材に「亡くなった方の冥福をお祈りする」と頭を下げた。判決については「コメントを差し控える」と述べた。 長野地裁は業務上過失致死傷罪で、高橋社長と当時の運行管理者にそれぞれ禁錮3年と同4年の判決を言い渡し、2人は控訴した。