初出場の立大は林虎大朗、国安広人ら盤石に登録 箱根予選会1位通過から2週間…全日本大学駅伝
今季の学生3大駅伝第2戦、全日本大学駅伝は11月3日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴールの8区間106・8キロで行われる。1日、各チームの1~8区と補欠5人の区間登録が発表され、初出場の立大は国安広人(3年)を2区、林虎大朗(4年)を3区、安藤圭佑主将(4年)を8区に配置。主力メンバーの馬場賢人(3年)は補欠に温存された。 10月19日の箱根駅伝予選会、立大は堂々の首位通過。初出場の全日本大学駅伝までは2週間しかないが、4月に就任した高林祐介監督は「そのままの流れの中でしっかりチャレンジしていきます。今までは箱根駅伝だけでしたが、今年は全日本も。さらに、上位でやっていれば3大駅伝を戦っていかないといけない。2個の駅伝をクリアしていかないと、上には上がっていけない」と強い思いを語っている。 国学院大、駒大、青学大の「3強」を中心に、出雲駅伝4位の創価大、同6位の早大、同7位の城西大、さらには今年の箱根駅伝13位で出雲駅伝には出場できなかった中大なども序盤に流れに乗れば優勝争いに加わる力を持つ。 全日本大学駅伝は2018年から区間割が大きく変更され、7区が2番目に長い17・6キロ、最終8区が最長の19・7キロとなった。駅伝は「先手必勝」が鉄則だが、主力選手を序盤の区間に投入するか、終盤の長い区間に残すか、各校の戦略も大会の見所となる。 全日本大学駅伝の大会ルールでは、出場各校が10月9日に選手16人を登録。その中から10月31日正午までに1~8区の選手と補欠5人を登録。レース当日の午前6時30分まで区間登録選手と補欠登録選手を3人以内、交代できる。 立大の区間登録選手と補欠は以下の通り。 ▽1区( 9・5キロ)吉屋 佑晟(3年) ▽2区(11・1キロ)国安 広人(3年) ▽3区(11・9キロ)林虎大朗(4年) ▽4区(11・8キロ)原田 颯大(2年) ▽5区(12・4キロ)小倉 史也(3年) ▽6区(12・8キロ)山口 史朗(4年) ▽7区(17・6キロ)永井 駿(3年) ▽8区(19・7キロ)安藤 圭佑(4年) ▽補欠 稲塚 大祐(4年) 馬場 賢人(3年) 高田 遥斗(2年) 鈴木 愛音(1年) 山下 翔吾(1年)
報知新聞社