愛犬と一緒に働けるなんて幸せだ!
ベルリンでは犬を仕事場に連れていくのに寛容というか、それって普通だよね、みたいなオフィスが多いとか。雑誌、劇場、アート系、音楽系の4つの職場を覗いてみよう! WORKING with DOG
Thomas Marecki 『Lodown Magazine』Founder, Creative Director
「自分のオフィスだし、愛犬はいつでも大歓迎」という『Lodown Magazine』のボスであるトーマス。スタッフが好きな時間に出入りできる、自由な雰囲気の職場だ。今日はソールを新調したばかりの〈レッドウィング〉のブーツをはいて、テリアのミックスであるJiroと一緒に雪の中を歩いてご出勤。ブリーダーは「eBay Kleinanzeigen」で見つけたそう。
Adina Bier「Fotografiska Berlin」 Director of Retail & Guest Experience
「今日は“London-fog grandpa”をテーマに少しブルータリズムのひねりを加えたミックス」と、仕事着でもファッションを楽しむアディナは、昨年9月にオープンし大注目の美術館勤務。6歳になったけど「生まれつきのおじいちゃん犬」と評するイングリッシュ・セターのCaedenは、とても穏やかで優しい。今の職場に安らぎを与えてくれる存在だ。
Jill Elena Hamann 「Volksbühne am Rosa-Luxemburg-Platz」Graphic Designer
ジルが働くベルリンの劇場のオフィスは2~3人ごとに部屋が分かれていて、ポメラニアンのMisoは同室の同僚とも仲良し。ここは他に8匹の犬がいるんだって。「エネルギッシュな子でたまにうるさいけど(笑)、職場で一緒だとリラックスできていい。仕事着は上品でスポーティなスタイルが好きで、Misoとパートナールックにするときもあるよ」
Sebastian von Brauchtisch 『HHV』Head of Marketing
セバスチャンはドイツのレコード小売業のトップクラスで、アパレルも扱うクールなストア『HHV』の本社勤務。いつも壊れるまで履いて新調する〈マーチン〉の3ホールと同様に、8歳のラブラドール・レトリバー、Bernieとは長い関係だ。「彼女がいるとやる気が出るし皆がポジティブになるけど、犬も居心地よく感じる職場だということも重要だね」 photo: Marina Mónaco, coordination: Yukiko Yamane(2024年2月 922号初出)
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