【広島】2年ぶりの安打がホームラン 新井監督の起用が的中 プロ3年目外野手
◆JERAセ・リーグ 阪神―広島(8日・甲子園) 広島・新井監督の起用が当たった。8番・一塁手で出場した中村健人が2年ぶりの安打。それが先制のホームランとなった。 「打ったのはチェンジアップ。追い込まれていたのでコンパクトに打ちにいきました。がむしゃらについていったら、最高の結果になりました」 3回1死、左翼席にソロを運んだ。昨季7試合で6勝を献上していた阪神・大竹からチーム50イニング目で初アーチとなった。 1年目の22年は3本塁打をマーク。だが、昨季は1軍出場なし。今年もキャンプは1軍だったが開幕2軍。その2軍で打撃フォームを見直した。「少しスイングをコンパクトにして、大振りすることなく、コンタクト率を高めることを一番にやってきた」。3日に1軍に昇格し、2試合のスタメンでは計7打数無安打だったが、この日はコンパクトにしたスイングと持ち前のパワーで、2年ぶりのアーチを放った。
報知新聞社