中大・藤原正和監督「3強を崩して3位以内へ」 エース復帰で当日変更はなしの予定/全日本大学駅伝
大学三大駅伝の第2戦「全日本大学駅伝」は3日、名古屋市熱田神宮から三重県伊勢市伊勢神宮までの8区間106・8キロで行われる。2日は出場する有力校の監督が名古屋市内で会見し、前回4位の中大・藤原正和監督は「3強(駒大、国学院大、青学大)の一角を崩して3位以内を目指す」と意気込んだ。 中大は今年1月の箱根駅伝では優勝候補にあげられながらも、大会直前に風邪の集団感染が起こって総合13位。10月19日の箱根駅伝予選会を吉居駿恭(3年)らを温存しつつ6位で通過し、約2週間というハードスケジュールで伊勢路に挑む。9月20日ごろに仙骨を痛めて箱根駅伝予選会を欠場したエース格、溜池一太(3年)が1区で復帰予定。ほかの区間も当日のメンバー変更はしないといい「溜池がなんとかここに間に合うめどがついた。我々としては一番強味の区間。予選会を走っていない選手の状態がいい」と自信を見せた。