【U-23日本 2-0 U-23ウクライナ|採点&寸評】2年ぶり代表復帰のアタッカーをMOMに! 無失点の守備陣も高評価
追加点を挙げた田中の評価は…
MF:山田楓喜(HT OUT)|採点6.5/鋭いカットインからのシュートや正確なラストパスを披露。セットプレーのキッカーとしても精度の高いボールを供給した。 MF:佐藤恵允(78分OUT)|採点7.5/押し込むだけの先制ゴールだったが、ゴールへの嗅覚はさすがの一言。気持ちの入った守備も評価に値。 MF:藤田譲瑠チマ|採点6.5/テンポの良いボール捌きに加え、狭いスペースをスルスルと持ち運びチームに推進力を生む。外せないピースだ。 MF:松木玖生(78分OUT)|採点6.5/ピッチの至る所に顔を出してパスを引き出し、前を向いて丁寧に繋げる。前からの守備でもチャンスを創出した。 FW:染野唯月(HT OUT)|採点6.5/前からだけでなく、プレスバックが光る。28分、中盤付近まで猛ダッシュで下がり、スライディングでボールを奪ったシーンは圧巻。 FW:荒木遼太郎(67分OUT)|採点8/得点こそなかったが、ボールを受けるタイミング、ポジショニングが完璧で、チームトップの5本のシュートを放つ。パリ五輪世代の代表に2年ぶりに復帰した22歳が特大のインパクトを残した。 途中出場 MF:平河悠(HT IN)|採点6.5/山田に代わって右サイドへ。果敢な仕掛けで相手DFを翻弄した。 FW:細谷真大(HT IN)|採点6/ストライカーとしてゴールが欲しかったところだが、動き出しやポストプレーで能力の高さを見せつけた。 MF:田中聡(67分IN)|採点7/荒木に代わってインサイドハーフに。効果的な展開で攻撃にリズムを生み、松木とのマークの受け渡しもスムーズ。追加点も強烈だった。 MF:小見洋太(78分IN)|採点なし/左サイドに入る。細かいタッチのドリブル突破からシュートを放つなど、積極性が光った。 FW:植中朝日(78分IN)|採点なし/インサイドハーフを務める。前から懸命にボールを追い、身体を張ったポストプレーも。 DF:内野貴史(85分IN)|採点なし/左サイドバックに投入。出場時間が短く、ボールにかかわる機会は少なかったが、しっかりと試合を締めた。 監督:大岩剛|採点6.5/途中出場の田中が結果を出し、采配が的中。活動前の「できれば全員を使いたい」との言葉通り、2試合でGK以外、全選手を試せたのは有意義だった。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)