秋田テレビ

20日から秋田県内で交通事故が相次いでいる。24日朝、湯沢市の市道で道路脇にいた75歳の女性が軽乗用車にはねられ亡くなった。横手市でも大型トラックと軽トラックが衝突する事故があり、74歳の男性が意識不明の重体だ。 事故があったのは湯沢市千石町の市道で、24日午前6時20分ごろ、国道13号線に向かって走行していた軽乗用車が道路脇の女性をはねた。 はねられたのは、近くに住む75歳の女性で、病院に搬送されたが約1時間後に亡くなった。 軽乗用車を運転していた湯沢市の40代の男性にけがはなかった。 現場は、中央線がない直線道路で、幅6メートルほどの狭い道路。 一方、横手市十文字町睦合では、24日午前7時45分ごろ、県道と市道が交わる交差点で軽トラックが右折したところ、県道を走ってきた大型トラックと出合い頭に衝突した。 この事故で、軽トラックを運転していた横手市の74歳の男性が、首の骨を折るなどして心肺停止の状態で市内の病院に運ばれた。 大型トラックを運転していた湯沢市の60代の男性にけがはなかった。 大型トラック側が優先道路だった。 また、22日ににかほ市前川の市道でトラックにはねられて頭の骨を折る重傷を負った、近くに住む91歳の男性が24日に亡くなった。 県内では20日から23日までの4日間で、交通事故で19人がけがをし、6人が重傷。前週は、7日間でけが人が23人で、重傷は2人だった。 20日から、五城目町、北秋田市、にかほ市、湯沢市で高齢者が犠牲となる交通死亡事故が4件起きたことから「高齢者交通死亡事故多発注意報」が出された。