聖光学院11月20日初戦 東洋大姫路と対戦 明治神宮野球
第55回記念明治神宮野球大会は20日、東京都の神宮球場で開幕する。東北地区代表として高校の部に出場する聖光学院は20日午前8時30分からの1回戦で、近畿地区代表の東洋大姫路(兵庫)と対戦する。 明治神宮、日本学生野球協会の主催。高校の部は各地区の秋季大会を勝ち抜いた代表10校がトーナメントで競う。優勝校が所属する地区には来春の選抜高校野球大会(センバツ)で「神宮大会枠」が与えられ、1校出場校が増える。 開会式は19日、明治神宮会館で行う。 ■「必勝リレー」で挑む 相手は東洋大姫路(近畿) 屈指の好投手阪下擁する 聖光学院は7年ぶりとなる神宮大会で、初勝利を目指す。秋季東北大会では準々決勝で仙台育英(宮城)、決勝で青森山田をともに3―2で破り接戦での強さを見せた。 投手陣では左腕大嶋哲平が4試合に先発。30回⅓を投げて失点6と安定感を示した。球威ある管野蓮への「必勝リレー」で全国の強豪に挑む。 打線は勝負強い3番菊地政善、主将の4番竹内啓汰が軸となる。小技や足を絡め、着実にしぶとく1点をもぎ取る。 対する東洋大姫路は17年ぶりの神宮大会。OBで履正社(大阪)を2019年夏の甲子園優勝に導いた岡田龍生氏が2年前に監督に就任し、近年低迷していた名門を復活させた。 主戦の右腕阪下漣は最速147キロを投じ、大会屈指の好投手とされる。近畿大会では4試合を投げて1失点。2試合連続で完封する圧巻の投球を見せた。 打線は近畿大会4試合で29得点を挙げ、つながりがある。6番白鳥翔哉真はチームトップの6打点をマークした。