四半世紀使われ続ける超有名FPSマップは当時若干16歳の少年の手によるものだった―『Counter-Strike』の象徴的マップ「Dust」「Dust II」誕生の背景に迫るドキュメンタリーが公開
クラウドファンディングでドキュメンタリーを制作するnoclipは、世界的人気を誇る対戦FPS『Counter-Strike』の象徴的マップ「Dust(de_dust)」および「Dust II(de_dust2)」を制作したDavid Johnston氏へのインタビューを収めた最新ドキュメンタリーを公開しました。 【画像全8枚】 若干16歳で「Dust」を制作 父親が英国の大手通信会社にソフトウェアエンジニアだったというDavid Johnston氏は幼い頃からコンピューターに興味を持ち(特にAtari ST)、7~10歳頃にはコンピュータースキルを習得していたとのこと。最初にハマったゲームは『Wolfenstein 3D』で、時を同じくして触れるようになった電子掲示板(BBS)でマップテストツールを入手しマップ作成の世界に足を踏み入れたそうです。 興味深い話が満載 初代『Counter-Strike』向けの「Dust」を制作した時は若干16歳。ドキュメンタリーではそこに至るまでに『DOOM』にハマったり、Modをダウンロードしまくっていたら電話代がとんでもないことになったり、『Quake』のマップ制作に一度挫折したり、「Dust」が実は『Team Fortress 2』(開発中止となったバージョン)のスクリーンショット模倣……もといインスパイアされていたことなど、非常に興味深い話が語られています。後半では「Dust」「Dust II」がどのように進化していったのかより詳細に解説されているので、マップ制作に興味がある方は是非ご覧下さい。
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