J1とJ2クラブが狙う!? J3で輝く若き逸材(3)最強の大卒ストライカー! 自慢のフィジカルで衝撃デビュー
いよいよ後半戦に突入した明治安田J3リーグでは、今季からJ2昇格プレーオフが新たに導入されたことで、シーズン終盤にかけてより一層の激戦が予想される。そんな中、今後の活躍次第ではJ1やJ2のクラブの争奪戦が必至となる選手も出てくるはずだ。今回はJ3で輝く23歳以下の逸材を紹介する。※成績は8月8日時点
FW:百田真登(ひゃくだ・まなと) 所属クラブ:奈良クラブ 生年月日:2001年4月4日(23歳) 2024リーグ戦成績:23試合6得点2アシスト 百田真登は関西大学4年の2023年に関西学生サッカーリーグで20得点を記録して得点王に輝いた。同年9月に特別指定選手の登録と翌シーズンからの奈良クラブへの加入が発表され、念願のプロ入り。2023シーズンの第37節ガイナーレ鳥取戦でJリーグデビューを果たした。 正式に奈良クラブの一員となった2024シーズンの開幕戦のFC琉球戦でスタメン出場を果たすと、2点ビハインドの86分にヘディングシュートを決めてJリーグ初ゴールを記録した。その後もコンスタントに先発出場を重ね、今季はここまで23試合に出場し6ゴール2アシストを記録している。ここ4試合はパトリック・グスタフソンがスタメン出場しており、百田はベンチスタートが続いているが、途中出場で結果を残してスタメンの座を奪回したいところだ。 178cmと特別背が高いというわけではないが、相手に身体を当てられてもブレないフィジカルの強さが武器のFWである。DFラインの背後への動きも得意で、絶妙な抜け出しからゴールも狙うことができれば、今季開幕戦のゴールのように、体幹の強さを活かしたヘディングもできる。FWとして必要な能力を兼ね備えていると言ってもいいだろう。
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