トランプ外交で日本依存が進む!?強いられる責任とは【解説】
今後、日本との関係は?石破総理は渡り合える?
今後の日本との関係。石破総理が渡り合うのは難しい? 石破氏は外交・安全保障の専門家となっていますが、アジア版NATO構想などは「ナンセンス」と渡瀬氏は断じます。 渡瀬氏「あの発想、すごく迷惑なんですよね。東南アジアの取り合いになっているわけですよ。共和党という政党は結構東南アジアが苦手なの。ミサイルフリークなので、インドネシアとかマレーシア、イスラムの国とは関係が微妙。さらに言うと、中国とアメリカのどちらにつきますかというアメリカシンクタンクのアンケートに対して『中国』と答えている国もけっこうある」 渡瀬氏「東南アジアの人を刺激せずに、自分たちの側に加えていくかの作業がアメリカにとって重要。アメリカは苦手だから日本に対応してほしいと思っている。そこで『NATO構想』はタイミングが悪い」 アメリカは東アジア、東南アジアを含めて日本への依存が増えていくことが予想されるとし、「対等な立場というには戦力が違うが、日本の地位はちょっと上がると考えて良い。今までよりは日本の立場が強くなるだろう」と予測します。 だからこそ、石破総理には認識をアップデートしてほしいと、渡瀬氏は締めくくりました。 今後の日米関係にも、ぜひ関心をお寄せください!