県議会の小園成美議員が、県警から捜査を受けた情報が外部に漏えいしたとして、県警本部長宛てに抗議文を提出しました。 県警本部長に抗議文を出したのは、指宿市区選出の小園成美県議です。 小園県議によりますと、先月、去年の県議選に絡み、公職選挙法違反の戸別訪問の疑いで県警から任意の取り調べを受けましたが、その後、県内の報道機関から捜査に関する取材を受けたということです。 小園県議は「警察官が記者に捜査情報を漏らした」などとして、12日、情報漏えいの確認などを求める抗議文を岩瀬県警本部長宛てに提出しました。 （小園成美県議）「完全に捜査情報の漏えい。自分たちで、なぜ警察官になったのかを思い出し、気持ちを正してもらいたい」 県警本部総務課は「内容を確認の上、適切に対応する」とコメントしています。 一方、小園県議は、県警の取り調べを受けていることについて… （小園成美県議）「『漁協や水産加工業組合などのところに行き、話は聞きます』と（県警に）話した。『それが（自分の）仕事です』と」 Q.（県警からは）漠然とした質問? 「『（証拠となる）動画がある』というから見たら、後ろ姿で分からない」 このように話し、戸別訪問の疑いについて否定しました。