リハビリ開幕を迎えるダルビッシュの究極のプラス思考とは?
ダルビッシュにはこんな思いもある。 「松坂(大輔=ソフトバンク)世代の前後というか、あの辺の人たちってカリスマ性もあって、求心力もある。だから川崎さんとか岩隈さんが、ああやって興味を持って勉強して、後輩とかと自主トレとかする時とかに(サプリメントを)飲んでたら、それ何飲んでるんですか? ってなるから。それで日本球界がだんだん、サプリメントを採るようになったりとか、トレーニングをするようになったら、凄くいい傾向ですね、という話になった」 話が脱線したが、リハビリを通して多くの知識を得、それを共有し、さらにそれが日本球界にまで広がれば、とまでダルビッシュは考えている。 その思いは改めて紹介したいが、リハビリをダルビッシュなりの考えでプラスに変え、復帰まであと2ヶ月というところまできた。それがどうピッチングに生かされるか興味があるが、本人が一番その時を待っている。 「どういうふうに変わっていくのか、すごく楽しみです」 (文責・丹羽政善/米国在住スポーツライター)