国民年金の平均月額は「5万6316円」老後、あと10万円の収入を得るための4つの方法とは
個人年金保険を活用する
個人年金保険も老後の収入を増やすために有効な手段です。 特に、生存している限り年金を受け取れる「終身年金」を契約すれば、長生きリスクにも備えられます。 掛金は所得控除の対象となるため、節税も可能です。 ぜひ、老後の収入を増やしたい人は個人年金保険の契約も検討してみてください。
iDeCoを活用する
iDeCoも、老後の収入を増やすために考えられる手法です。 iDeCoは、毎月定額を投資信託に積み立てて運用します。 積み立てた資産は原則60歳になるまで取り崩せないため、自動的に老後資金を用意することが可能です。また、60歳以降は最長20年間にわたり年金形式で運用した資金を受け取れます。 掛金は所得控除の対象となるため、節税・資産運用をしながら老後の収入を増やしたい人はiDeCoの活用を検討しましょう。
新NISAを活用する
新NISAも、老後資金の準備に向いています。 新NISAで投資をすれば、発生した利益と配当金に税金がかかりません。そのため、お得に資産形成が可能です。年間360万円、最大で1800万円分の投資商品を非課税で保有できます。 証券会社によっては定額取り崩しもできるため、運用した資金を年金として老後に毎月一定ずつ受け取ることが可能です。
豊かな老後生活を目指そう
本記事では、老後にあと月10万円収入を増やすための方法を4つ紹介しました。 若いうちから対策をすることで、経済的に豊かな老後生活を送れます。ぜひ、本記事で紹介した対策を実施して、理想の老後生活を目指してみてください。
参考資料
・厚生労働省年金局「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・金融庁「NISAを知る」
苛原 寛