妹尾和夫が主宰 劇団パロディフライこだわりの稽古潜入
「せのぶら」放送終了から1年、街ぶらの楽しさって?
稽古終了後、ひとつ妹尾さんに聞いてみた。妹尾さんが関西の様々な街を歩く番組「せのぶら」(ABC朝日放送)の終了から1年がたった。
この「ま・ち・ぶ・らTHE PAGE大阪」も同番組の影響を受けている。そこで筆者が妹尾さんに「すんません似たようなことしてまして」と話すと「いやぁ僕もマネしてますから」と笑顔の返答が。なんと妹尾さんも、当時、関東地方で放送されていた「ちい散歩」に影響されていたことを明かした。 歩きながら街の人に「こ~んにちは~」というスタイルは、そのままの妹尾さんを出していた。「飲食店とかはスタッフが各所のリサーチをしてくれてたけど、それ以外は基本的に自分の思いのままでした。こっちが普通に呼吸してないと、いろいろな方と交流できないので」と笑顔で振り返る。 カメラ後ろついてきてたので「こんなゆっくり歩いてええんか」と言いながらスタートした同番組。「日本一ゆっくり歩く街ぶら番組にしよう」というコンセプトでやっていたという。そのため「通りすがりの人たちと話すことが、醍醐味でしたねえ」とうれしそうに話す妹尾さん。収録は1日12時間歩いてけっこうキツかったと思っていたが、最近では「またやりたいなぁ」とも思うことがあるという。 この4月からは「劇団活動により力を注ぐ」という目的のため「劇団独自」でマネージメントを行うため「パロディフライ・プロダクション」としても再スタートした同劇団。今後の活動も注目される。