宮野真守、普段から筋トレ「本当は嫌ですけど、やりたくなる」 アドレナリン感じ…鏡で身体の変化確認【オリコン ライターズ】
■学生時代はサッカー部の“最終秘密兵器” 試合に出ずそのまま引退
キャンペーン恒例、「カラダ年齢チェック」をすでに済ませたという。今年は柔軟性やバランス感覚の測定値からカラダ年齢を割り出すというもの。宮野は現在41歳、カラダ年齢はかなり若かったそう。 「普段から運動をしているということもあると思いますが、自分でも驚きました。僕がチャレンジした測定法はホームページなどでも公開されていると思うので、みなさんもぜひご家庭で試してください。ちなみに僕は柔軟性には自信があって、昔から脚の関節が柔らかいんです。かかとを上げずにペタンって座り込むことは普通にできます」 関節が柔軟であることには、子どもの頃にやっていたスポーツの影響が大きいという。ここでもユーモアを交えて淡々と語ってくれた。 「小学校から高校3年までサッカー部に入っていたことが大きいと思います。ポジションはずっと“右サイドベンチ”でしたね。ずっと右サイドベンチで、そのまま引退しました。ずっと秘密にされた秘密兵器、というか結局試合には出ずそのまま引退しました(笑)」 キャンペーンのテーマは「好きなことで、カラダにいいこと。」だが、宮野自身、健康のために普段からやっている好きなことについて聞くと「筋トレですね」ときっぱり。 「きついけど不思議と好きになってしまうんです。本当は嫌ですけど、やりたくなる。やると、自分の成長を感じるじゃないですか。鏡で自分の身体の変化を目の当たりにすると、やっぱりまたやりたいなと思ってしまう。アドレナリン的なものが出ているのかもしれないですね。2日3日おきにルーティンでやっています」 真剣な表情で語り終えると、スタッフから収録ストップの声が。キャプテン・オオサワの衣装直しによる、まさかの一時中断。これには宮野も「え、オオサワさんを直すって(笑)。 俺じゃなくて?(笑)」と、大げさにつっこんでいた。ありがたい。 気を取り直して収録再スタート。では、健康のために我慢していることはあるのだろうか。 「お酒ですね。トレーニングしたあととか特に飲みたくなるのですが、飲んだらすべてが台無しになると思って我慢しています。ただこれだとストレスが溜まるので、月に一度はご褒美デーを設けて、仲間と飲みに行ったりしています」 カラダWEEKが10年目を迎えることに絡め、10年前の自分と現在を比較して、自身が成長したところについて聞いた。 「テレビの活動もそうですが、自分の声優活動でも、本当に数多く素敵な作品と出会わせてもらいました。さらには舞台でお芝居をさせていただくなど、表現者としての経験値もかなり上がったことと思いますし、いろんな経験をさせてもらったことで、仕事に対する概念が変わりました。悟りを開いたといいますか…。表現として上手いとか下手とかではなく、みんなそれぞれ素敵じゃん、みたいな(笑)。 周囲の目とか評価に関係なく、自分自身が理想としていることに対し、どれだけ追求できているか。とにかく、どれだけ自分が真摯な姿勢で取り組んでいるかということですね。まさに自分との戦い。10年間、いろんな作品に携わる中で、そういう思いを抱くようになりました。一生懸命やっている人たち、つまり自分自身とちゃんと戦っている人は、みんな素晴らしいなって。この心境は俳優でも声優でも何でも、これから表現者として生きていく上ですごく大事なものだと思っています」