石破首相よ、「正直モン」捨て国益にかなう政策を 親しい仲のGANKO小嶋淳司社主
また、来年4月には2025年大阪・関西万博が開幕する。「石破氏は力を入れてくれると思う。関西は万博を通じ、地方創生のモデルとならなければいけない」
一方、石破首相の掲げる最低賃金1500円の達成は「当然やらなければならない」。ただ、前提として「中小・零細企業が人件費を(売る商品やサービスに)価格転嫁できる態勢をつくる必要がある」とした。
10月27日投開票の衆院選では、自民党・公明党の与党が過半数割れする大敗を喫した。「政治とカネ」の問題が響いた。
「日本人は不正に対して敏感で潔癖性が高いと、つくづく思う。政治活動にお金がかかる現状は、今度の選挙を受け変わらなければならない」
一方、今回の選挙では「次の世代に対し、日本がどう国力を伸ばしていくのかほとんど示されなかった。野党も政治とカネの問題で、人の足元をすくうものばかりだった」と苦言を呈する。
その上で、石破氏は政権政党のトップとして、次世代へ示す青写真を「構築していかなければならない」と訴えた。(山口暢彦、田村慶子)