18歳フォンセカ 優勝候補撃破で初戦白星、20歳以下最終戦NextGenATPファイナルズ<男子テニス>
20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ
男子テニスの20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)は18日、予選ラウンドロビン「ブルーグループ」の第1戦が行われ、第8シードのJ・フォンセカ(ブラジル)が第1シードのA・フィス(フランス)を3-4 (9-11), 4-2, 4-1, 1-4, 4-1で下し初戦を白星で飾った。 【独自ルール 主審も把握できず珍事】 同大会は20歳以下の選手で年間の獲得ポイント上位8選手が出場する大会。4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。試合形式は4ゲーム制の5セットマッチでゲームはノーアドバンテージ方式。40-40になったらサービス側がサイドを選択できる。 世界ランク145位で18歳のフォンセカと同20位20歳、すでにツアータイトル3つ持っている今大会優勝候補のフィスの激突となった第1戦。一進一退の攻防となるなか、フォンセカは6本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないフィスに対し計4度のブレークに成功。1時間50分で熱戦を制し1勝目をあげた。 フォンセカは予選ラウンドロビン第2戦で第5シードのL・ティエン(アメリカ)、フィスは第3シードのJ・メンシク(チェコ)と顔を合わせる。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフォンセカのコメントが掲載されている。 「いい試合だった。最初のポイントから難しい試合になることはわかっていたよ。大事な場面では、僕の方がいいプレーができたと思う。いつものようにボールに向かい、アグレッシブにプレーした。それが今日の違いだったと思う」 【ブルーグループ】 [1]フィス 0勝1敗 [3]メンシク 0勝1敗 [5]ティエン 1勝0敗 [8]フォンセカ 1勝0敗 【レッドグループ】 [2]A・ミケルセン(アメリカ) 1勝0敗 [4]シャン・ジュンチェン(中国) 0勝1敗 [6]L・ヴァン・アッシュ(フランス) 1勝0敗 [7]N・バサバレディ(アメリカ) 0勝1敗