スペック最強は誰だ!? 日本代表、最新メンバー能力値ランキング9位。いてくれたら助かるが…。どのポジションでも2番手以下
15日、サッカー日本代表は2026年のワールドカップ(W杯)・アジア最終予選第5戦目、アウェイのインドネシア代表戦で大量得点を奪い勝利した。これで4勝1分の勝ち点13。2位との勝ち点差は7となりW杯出場に大きく近づいた。誰が出ても点が取れる日本代表はまさに史上最強。そんな代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は11月17日現在。『transfermarkt』を参照)
9位:旗手怜央(セルティック/スコットランド) 生年月日:1997年11月21日 市場価値:1000万ユーロ(約16億円) 24/25リーグ戦成績:11試合3得点0アシスト 日本代表通算成績:10試合0得点1アシスト 日本代表ではなかなか出番がないものの、所属先のセルティックでは加入後から継続的な成績を残している旗手怜央が9位にランクインした。 旗手の特徴を一言で表すならば「オールラウンダー」という表現がピッタリかもしれない。それほどまでに攻守に安定したパフォーマンスを見せてくれている。ただ、その特徴が活きているのは代表ではなくセルティックでのこと。 攻守両面の高い能力が必要となる4-3-3のインサイドハーフで起用されていることで、時にはアンカー脇に落ちてビルドアップに関わり、時には前線に飛び出しゴールに絡む。 守備においてはプレスのスイッチになることもあれば、中盤のスペースを埋める役割もする。旗手はこれらのプレーを状況に応じて使い分けることができるのだ。それ故に「IQ」は80.0の大台に達しており、他の数値もすべて70.0以上となっている。 一方で、現在の日本代表がメインで使用している3-4-2-1では、各ポジションの役割が明確に分かれている上に、どのポジションにもスペシャリストが存在するため、旗手は複数のポジションで2、3番手には入るが1番手にはなれていないという状況だ。 そんな旗手を思い切ってウイングバックで使ってみるのはどうだろうか。ドリブラータイプを置く今の日本代表において、全く異なるタイプの旗手を置くことで、最近増えつつある“偽ウイングバック”という新たな戦術を見出してくれるかもしれない。
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