【みやこS】オメガギネス良化途上をたたかれて上昇中 悲願の重賞初制覇だ
今週の京都競馬のメインは、みやこS(11月3日、GⅢ、ダ1800メートル)。チャンピオンズCの前哨戦となる。シリウスS2着のオメガギネスは、ここを勝って勢いに乗ってGⅠに向かいたいところだ。 ◇ オメガギネスはここまで重賞で2着が3回。あと一歩まで迫るタイトルを今度こそ手にしたい。 休み明けの前走、シリウスSはハンデ59キロを背負って2着。ゴール前でかわされたが、2番手から手応え良く抜け出した競馬ぶりは強かった。吉田助手も「抜け出してからフワッとしてしまいましたが、ハンデ59キロもありましたし、休み明けで本調子までもうひと息かなという感じの中で、いい競馬をしてくれました」と評価する。 良化途上を叩かれ「状態は上がっています」と型通りの上昇曲線。全休日明けの29日は美浦坂路を1本、素軽いタッチで駆け上がった。 4走前のフェブラリーSでは1番人気で14着大敗と厳しい試練にはね返されたが、この一戦はしっかりと飛躍への糧となっている。「フェブラリーSの頃はカリカリとしていましたけど、今は落ち着いています。あの頃より精神的にも体質的にも強くなっています」と吉田助手は明かす。 2走前のオープン特別で7馬身差Vを飾った相性のいい京都で、しっかりと重賞Vをつかむ。