新プリキュアは「生きとし生けるものたらし」種崎敦美の分析に長縄まりあも思わず納得<わんだふるぷりきゅあ!>
2月4日(日)朝8:30より、テレビ朝日系にてスタートのアニメ「わんだふるぷりきゅあ!」(毎週日曜朝8:30、テレビ朝日系)のオンライン記者会見が行われた。メインキャストの「キュアワンダフル/犬飼こむぎ」役の長縄まりあと「キュアフレンディ/犬飼いろは」役の種崎敦美、「わんぷり」応援スペシャルゲストとしてみやぞんが登場した。 【写真】ペットとのエピソードを語る長縄まりあ、種崎敦美、みやぞん ■史上初!犬のプリキュアが誕生! 2004年2月にテレビ放送を始めて以来、広く愛され続けている「プリキュア」シリーズは、新シリーズの「わんだふるぷりきゅあ!」で21作目21年目に突入。今作は、動物と人が共に暮らす街「アニマルタウン」が舞台。動物が大好きな犬飼いろはは、飼い犬・こむぎと仲良し。そんなある日、謎の生物・ガルガルが街で大暴れすると、いろはを守るためにこむぎが人の姿になってプリキュアに変身する。 また会見では、これまで未発表だったプリキュア二人のキャストも発表され、キュアニャミーには松田颯美、キュアリリアンには上田麗奈が決定したことが明かされた。 ■新プリキュア役の長縄まりあ&種崎敦美が登場 キャストに決まった瞬間の気持ちについて長縄は、「演じることが決まった瞬間は、本当に信じられない気持ちでいっぱいだったんですけど、やっぱりプリキュアは格好よくて、ヒーローで、そしてかわいいっていう私の中で夢のようにすてきな存在なので、一生懸命、力の限り頑張らせていただこうという気持ちであふれていっぱいでした」と語る。 種崎は「これは確実に世界で一番うれしい幸せな戸惑いなんですけど」といい、2023年9月公開の映画「プリキュアオールスターズF」でプーカ役といろは役決定がほぼ同時だったと振り返り、「幸せ! 第一声は『(私で)いいんですか?』って聞いて(笑)。幸せな戸惑いでした。アフレコでキャストの方から『あっちゃんがプリキュアになるなんてね』とか言っていただいたりとか、キャストが発表されたときに『おめでとうございます!』といっぱい言って頂いたり、現場とかでもプリキュアを演じていたみなさんに「おめでとう」って言ってもらえて、ちょっとずつちょっとずつうれしさが大きくなり、『あぁ頑張らねば』という思いがどんどんどんどん日を追うごとに積み重なっていきました」と振り返った。 「プリキュアという存在は二人にはどんな風に見えている?」という質問に長縄が、「小さい頃私もプリキュアを見ていたので、格好よくて強くて、かわいくて、女の子の夢が全て詰まっているすてきな存在。小さい頃に私もある日突然プリキュアになって、かわいく変身して、格好いい技だったり、かわいいリボンとか付けたりできるんじゃないかとすごく夢見ていたので、私にとってプリキュアは沢山の夢をいっぱいくれる存在です」と語る。 種崎は「去年参加させて頂いた『映画プリキュアオールスターズF』の時にも感じたのですが、プリキュアって本当に応援したくなるし、もう自然と気持ちが熱くなってくるし、自分もなりたいって思う存在。それが20年って、これだけ多くの方に愛されてきている。『全プリキュア 20thAnniversary LIVE!』をアーカイブで拝見したんですけど、そこでも応援してくださってる皆さんの熱量と思いがすごいと感じました。皆さんの表情を見た瞬間号泣してしまいました。これだけの人に愛されて、みんなの中にプリキュアがあるんだなって思うとすごいって思いました」と感動した様子。 さらに二人は、それぞれが演じるキャラクターの魅力と「ココを絶対見てほしい!」というポイントを発表。長縄は「こむぎの魅力はいろは、そしてフレンディが大好きなところです! 本当にもう大好きという思いが強すぎて、アフレコ中に気持ちが先走りすぎてしまって早口になってしまうことが多々あったり、息が切れてしまうことがあったりして、本当に『大好き! 大好き!』という気持ちが大きくて。そんな大好きを体いっぱい使って表現し、すごく豊かな表情でいっぱい伝えるそんなこむぎ・キュアワンダフルが私はすごく魅力的だと思います」とテンション高くアピール。 一方、種崎は「いろはの魅力は、人との距離感。いろはって心の中にすっと入ってきてくれるというか、人間も動物も生きとし生ける物全て、みんないろはのこと好きになっちゃうんじゃないかなっていうくらい、“生きとし生けるものたらし”。そこが最高の魅力だと思います」と絶賛した。 ■みやぞんが語る「わんだふるぷりきゅあ!」の魅力 そんな中、「わんぷり」応援スペシャルゲストとして愛犬家で知られる芸人・みやぞんがギターを弾き歌いながら登壇。プリキュアシリーズに史上初の犬のプリキュアが登場すると聞いた時の感想を「斬新ですよね。私ワンちゃん大好きなんで、もう夢の世界ですよ。これ現実だったらめっちゃいいなって、胸がキュンってなるような感じ。本当に心が浄化されるような、すっごいきれいになる感じでした。すごく長くて寒いロケの合間に見させてもらったんですけど、優しい自分にってたというか」と語り笑わせる場面も。さらに、足を骨折して手術が怖かったときのエピソードを交え、「皆さんも何かちょっと勇気がほしい時には、『わんだふるぷりきゅあ!』を見てほしい。見たら変わる。胸がキュンってなるし、幸せな気分になれます」とアピール。 また自身にとってのワンちゃんの魅力について聞かれると、「私一人で住んでるので、家に帰ってワンちゃんがいないと、お酒を飲みながらテレビを見て終わるんです。でもワンちゃんがいると『どした…? おいで』ってなる。このふわっと優しくなる気持ち、それが出るのか出ないのかで人生が全然違う。気持ちが優しくなれるような相手です」と語った。 そして、長縄まりあと種崎敦美も動物と絆を感じたエピソードを披露。実家で10年くらいポコという文鳥を飼っているという長縄は、「頭や手に乗ったり、あと求愛ダンスをしてくれるんです。ゲージから出したときに、一目散に私の頭に止まってくれたりすると、信頼されてるんだなってすごくうれしくなります。鳥の匂いを嗅ぐ鳥吸いもします」と文鳥との暮らしの楽しさを明かす。 一方、「せれぶ」という名前の猫を飼って7年目という種崎は「かわいいんですよ」とデレデレで「家にいると必ず近くにいてくれて、体のどこかをくっつけてくれて。毎日一緒に寝ています。以前、テレビで悲しいニュースを見て号泣してしまったことがあるんですが、その時、せれぶが近くにきて膝の上にそっと手を置いてくれたんですよ。言葉を交わしたことはないんで分からない、私がそうだったらいいなって思ってるだけかもしれないんですけど、本当にいつも寄り添ってくれています」と思い出を語った。 ■動物と会話できたら聞いてみたいこと もし自分が動物と会話することができたらどんなことを聞いてみたいかという質問では、長縄が「ポコはお母さんが大好きで、お母さんに求愛ダンスと作曲した歌を歌うんですけど、私と母が似ているのでたまに間違えて私に求愛行動をしちゃうことがあるんです。『間違ってるよ~』って伝えるんですけど、その後はしれっとしてるんですが、『あの時どんな気持ち?』って聞いてみたいです」と語ると、みやぞんが「間違ってないかもしれないから、『間違ってるよ』って言われること自体がショックです」とツッコミ一同を笑わせる。 種崎は「本当に幸せでいてほしいので、『何が一番幸せ?』と聞いてみたい」、みやぞんは「トラとかライオンとハグしてみたいので、『どうやったら襲わない?』と聞いてみたい。話し合ったら仲良くなれる気がするんですよ」と密かな願望を明かした。 そして「自分にとって動物はどんな存在か」という質問に、長縄は「味方でいてくれる存在だなと思います。落ち込んでいたりとか、少しの気持ちを感じ取ってくれる。もしかしたら自分の考えかもしれないけど、ずっと暮らしていたら表情とかも何となく読み取れてきたりするので、どんなに大変なことがあって、悲しいことがあっても絶対に近くにいてくれる、絶対にきてくれるっていう存在なので、私にとっては一番の味方でいてくれる大切な存在だなと思います」と思いを明かした。 種崎は「相棒。せれぶ自身が自分のことを猫っていうより『俺ら相棒』って思ってくれている気がする。本当にずっと近くにいてくれるし、そばにいてくれることによって何度助けてもらったか分からない。『俺ら相棒』ってこの先もいけたらなって思います」と感謝の思いを述べた。 ■「すてきでワンダフルな1年に」 最後に視聴者へのメッセージとして、みやぞんは「ペット飼ってる人飼っていない人年齢問わず、見たら心がハッピーになるような作品ですので、心をきれいにしたい、ピュアな気持ちを取り戻したいと思う方は、ぜひご覧いただけるといいかなと思っております」とアピール。 種崎は「いろはちゃんは“生きとし生けるものたらし”さんなんですけど、私もすてきな気持ちを持ってこれから頑張っていきたいです。猫好きなんですけど、犬もうさぎもみんな大好きっていう、大好きがあふれています! 日曜の朝にワンダフルなお時間をお届けできるよう頑張っていきますので、これからどうぞよろしくお願いします」と意気込んだ。 そして、長縄が「プリキュア21作品目といことで、ワンちゃんがプリキュアになって新しい要素もありますが、プリキュアとして強い気持ちや優しい心という部分は変わらない温かい作品。主人公のこむぎちゃんはいろはちゃんのことが大好き。二人の絆がものすごく強く描かれています。毎回アフレコで、二人が仲良しなのがもううれしくて、見ていて幸せです。ぜひ大好きな人には大好きっていっぱい言ってください。皆さんの毎日が大好きや絆であふれる1年、すてきでワンダフルな1年になるように一生懸命頑張っていきます。どうぞよろしくお願いいたします」と締めくくった。 ※種崎敦美の“崎”は立つ「崎」が正式表記