「日本人の平均年収は458万円」でポルシェの人気SUV「マカン」は買えますか? 「無理のない購入」に年収はいくら必要!?
ポルシェの人気SUV「マカン」は平均的な年収でも買えるのか?
ポルシェのミッドサイズSUVである「マカン」の新型が、2024年1月にシンガポールにて世界初公開されました。 【画像】「えっ!…」憧れのポルシェオーナーになるには? これがカッコいいSUV「マカン」です(40枚)
2代目となる新型「マカン」は、ハイパワーの内燃機関エンジン搭載モデルからピュアBEV(電気自動車)へシフトしたのが最大のトピックで、人々に大きな衝撃を与えました。 ただし、新型「マカン」のデリバリーは2024年の下半期以降になる見通しで、それまではターボチャージャーでパワーを格上げした現行モデルのセールスが続く見込みです。 現行モデルは、兄弟車である初代「ケイマン」に通じるエクステリアデザインを採用し、ひと目でポルシェだと分かるルックスが印象的です。 パワーユニットは2リッターの直列4気筒ターボから2.9リッターのV型6気筒ターボまで4種類がラインナップされており、最高出力は265psから440psと、スポーツカー顔負けのスペックを誇っています。 ボディサイズは全長4726mm、全幅1922mm、全高1621mmと、ミドルサイズSUVとしては堂々たるもので、そこに組み合わされるホイールは最大で21インチ。迫力あるエクステリアに仕上がっています。 そんな「マカン」の車両本体価格(消費税込)は862万円~1326万円。絶対価格は高額ですが、ポルシェのラインナップの中では比較的リーズナブルなプライスタグを掲げています。 そんな「マカン」の特徴のひとつが、ポルシェ車らしく多彩なオプションパーツをラインナップしていること。例えばボディカラーは、ホワイトとブラック以外はすべて有償カラーで、「パパイヤメタリック」がプラス22万9000円、「コッパールビーメタリック」がプラス43万4000円となっています。 また、インテリアのバリエーションも豊富。レザー素材やステッチの組み合わせをセレクトすることで、3万4000円から57万3000円までのエクストラチャージが必要となります。 さらに人気の「GTSスポーツパッケージ」は142万6000円のオプション。これだけで軽自動車が1台買えてしまうほどです。 さらにクルマを購入する際には、税金や保険といった諸費用も必要。そのため「マカン」を購入するには、車両本体+オプションの金額に2割ほどプラスした1032万円は最低限必要だと考えた方がいいでしょう。 ●毎月10万円ほどの支払いで夢のポルシェオーナーになれる!? そんな「マカン」を購入するには、一体、年収はいくら必要でしょうか? 一般的に、無理なく買えるクルマの価格は年収の半分ほどが目安とされています。この考え方を上記の1032万円に当てはめてみると、年収は最低でも2064万円は必要となる計算です。かなりの富裕層ではなければ、おいそれと一括で支払える金額ではありません。 ただし、クルマは一括購入よりも、ローンで購入する層の方が圧倒的に多いことから、次はローンで支払い際のシミュレーションをしてみましょう。 もしも、車両本体価格の862万円に対し、10%の86万2000円を頭金として支払った場合、60回均等払いにおける月々の返済額10万2700円となります。 このほか、クルマを維持するには駐車場代やガソリン代なども必要となりますが、そこに毎月プラス10万円ほどを支払うことで、夢のポルシェオーナーになることができます。 * * * ちなみにポルシェジャパンでは、車両本体価格やオプション価格に加えて、各種税金をセットにしたリースプログラムも展開しています。 その対象は新車だけではなく認定中古車も含まれているので、費用を抑えながら「マカン」を手に入れたい人にはおすすめです。
Peacock Blue K.K.