衆院選期日前投票26万1834人 福島県内30市町村、前回同時期下回る
福島県選管は25日、衆院選公示翌日の16日から24日までの期日前投票者数(小選挙区)を発表した。9日間で26万1834人が投票し、2021年10月に行われた前回の同時期並み(0・15%増)だった。 市町村別で投票者数が最も多いのは郡山市の4万5553人(前回同期比2699人増)で、福島市が4万238人(同119人減)、いわき市が3万4031人(同1058人増)と続いた。 一方、福島市など30市町村で投票者数が前回同時期を下回っている。人口が多い市部では会津若松市が1万3708人(同2634人減)、南相馬市が1万397人(同2551人減)で、1万人を超えているものの、前回同時期の約8割にとどまっている。 投票者数が21日の前回発表時から伸び悩んでいる現状を踏まえ、県選管の担当者は「できるだけ期日前投票を利用して投票してほしい」と有権者に呼びかけている。
喜多方市と西郷村交付数の集計誤り
県選管は25日、喜多方市と西郷村で不在者投票の投票用紙などの交付数に誤りがあったと発表した。集計を誤ったのが原因で、20日時点の交付数を修正した。 修正後の数を反映させた不在者投票の中間状況も発表し、24日までに届いた不在者投票は5354件だった。投票用紙は1万113件に交付された。