「EOS R5 Mark II」の最新ファームウェアが公開…LP-E6NH/LP-E6N使用時の機能制限を一部解除
キヤノンは12月5日(木)、ミラーレスカメラ「EOS R5 Mark II」の最新ファームウェア(Version 1.0.2)を公開した。更新内容は全部で15項目におよぶ。 バッテリーパック「LP-E6NH」「LP-E6N」を使用した際に、23.98fps/24.00fpsのフレームレートを設定できるようになった。この2種類のバッテリーパック使用時には連続撮影速度や動画記録サイズ、画質、フレームレートに機能制限があったが、その一部が解除されたことになる。EOS R5 Mark IIの標準バッテリーパックはLP-E6P。 ・LP-E6NH/LP-E6N使用時、23.98fps/24.00fpsのフレームレートに対応しました。 ・Wi-Fiの通信状況が[FTP転送アイコン]の色で識別できるようになりました。 ・FTP転送中に「レーティング」「プロテクト」を設定できるようになりました。 ・撮影時にメディアに画像を書き込み中(BUSY中)でも、カスタム撮影モードを変更することができるようになりました。 ・カメラと通信しないレンズを装着してHDMI出力を行いながら撮影を繰り返すと、カメラが操作できなくなることがある現象を修正しました。 ・FTPサーバーに画像を転送中に画像のトリミングを行うと、カメラが操作できなくなることがある現象を修正しました。 ・Camera Connect等のアプリケーションソフトウェア使用時にスマートフォン端末の負荷が高まると、Err70が発生することがある現象を修正しました。 ・一脚使用時に斜め方向にパンニングすると、動画モードで手振れ補正の動作が安定しないことがある現象を修正しました。 ・カメラ内の画像コピー機能で複数枚指定してコピーすると、すべての画像がコピーされないことがある現象を修正しました。 ・プリ連続撮影中に、他社製ストロボが発光してしまう現象を修正しました。 ・撮影直後にモニターオフを割り当てたボタンを押すと、画面が消えるまでに時間がかかることがある現象を修正しました。 ・Look Fileの設定が複数のカスタムピクチャーファイルに反映されてしまうことがある現象を修正しました。 ・撮影情報の表示項目が多い状態でマルチコントローラーを操作した時に、AFフレームがなめらかに動かない現象を修正しました。 ・カメラ設定の保存にカスタムピクチャーが含まれるように修正しました。 ・ネットワーク通信時の動作安定性を改善しました。 EOS R5 Mark II ファームウエア Version 1.0.2
デジカメ Watch,本誌:宮本義朗