レッドブルのマックス・フェルスタッペン

　レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、F1ハンガリーGPに向けてプレスリリースにコメントを寄せた。曰く、前戦イギリスGPでの敗戦を受け、シーズン後半にかけて改善すべきことがたくさんあるという。 【動画】20年でF1マシンはどれだけ変わった？　雨のシルバーストンでレッドブルが走行比較 　イギリスGPでは、ここ数年厳しい戦いを強いられてきたメルセデスが予選ワンツーを記録。決勝でも、ルイス・ハミルトンがおよそ2年半ぶりとなる勝利を手にした。 　昨年は22戦21勝と圧倒的な強さを発揮したレッドブルだが、今季は既に5敗。それでも7勝を挙げてランキング首位を独走するフェルスタッペンだが、前年のような優位性が失われているのは明らかだ。 　今週末のハンガリーGPの舞台となるハンガロリンクは、常設サーキットの中では特に低速。この特性がどんな結末を演出するのか、注目が集まる。 「ハンガリーは面白いコースだから、そこでレースするのが楽しみだ」 　フェルスタッペンはそうコメントを寄せた。 「サーキットは非常に狭く、曲がりくねっている。第2セクターは、とてもテクニカルだ。今週末は、気温もかなり上がるだろうしね」 　そう語るフェルスタッペンだが、前回のイギリスGPでメルセデス勢に敗れたことから、まだまだやるべきことがあると語る。 「シルバーストンは、僕らにとって難しいレースだった。判断は全て正しかったけど、シーズン後半に向けてはまだ改善すべきことがたくさんある」 「僕はファクトリーに行き、チームと共に今後のレースに向けて準備を進めてきた。順調に進んでいるよ」 「昨年はハンガリーで素晴らしいレースができた。（チームとして）12連勝を達成できたんだ。今年も素晴らしいレースをして、チームとしてまた良い結果を手にできることを願っている」