「記憶にございます」裏金問題で一躍時の人も… “激動にもほどがあった”宮沢博行元衆院議員【激動しずおか2024】
静岡放送
まさに「激動にもほどがある」1年だった2024年の静岡。国政をも揺るがしました。 <塩谷 立衆院議員(当時)> 「私は今季限りで議員生活を引退します。次期衆院選には出馬しません」 【写真を見る】「記憶にございます」裏金問題で一躍時の人も… “激動にもほどがあった”宮沢博行元衆院議員【激動しずおか2024】 「裏金問題の震源地」とも呼ばれた静岡県内。政界を揺るがすこの歴史的な事件の渦中にいた2人の国会議員が2024年、永田町を去りました。 不適切にもほどがある。「ふてほど」な話題の中心にいたのが宮沢博行元衆院議員。キックバックの不記載が「派閥の指示」と告白した『宮沢の乱』を起こし、一躍時の人になりました。 2024年始めには「みそぎ」を行い、信頼回復のために努力していきたいと話していましたが― <宮沢博行衆院議員(当時)> Q. パパ活などの事実はお認めになられる? 「不祥事があったことは自覚をしております」 Q. 何かしら記憶にあったり? 「はい。大変申し訳ございません。記憶にございます」 心を入れ替えた矢先に女性問題が発覚、「迷言」を残しながら議員を辞職しました。 国政では10月、「政治とカネの問題」を争点にした衆院選に突入。静岡県内でも与野党が激しくぶつかり合う激戦となった結果、小選挙区で自民党が2つ議席を減らし、国民民主党が初めて勝利を収めるなど、野党が躍進しました。 一度政界を離れた宮沢氏は「みそぎの選挙」として無所属で出馬しましたが、あえなく散る結果となりました。 <宮沢博行元衆院議員> 「結果は結果として受け止めなければならない。ただ、これから先も身を律して反省に反省を重ねていく。それは生涯続くことだろう」
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