渋谷・原宿は古道が多い!?かつて存在した「渋谷城」と「原宿村」を巡る旅
原宿は本当の原宿ではない!?古道を辿ってかつて存在した「原宿村」へ
続いて2人が訪れたのは、若者の街・原宿。 (道マニア・荻窪圭さん) 「原宿駅はもともと『原宿村』の外れの外れ。本当の原宿の中心は違う」 世界的なカルチャーを発信し続ける原宿ですが、荻窪さんによるとかつては「原宿村」と言われ、今とは別の場所に存在していたそう。2人は、"本当の原宿"を目指します。 竹下口交差点から脇に伸びた1本の不自然な細道「原宿通り」は、昔からある古道。「鎌倉街道ではないが、江戸時代の絵図に載っている古い道」と荻窪さんは言います。 古道を歩くこと10分。「原宿通り」を北上し東に進むと、見えてきたのは寛永4年(1627年)創建の「妙円寺(みょうえんじ)」。敷地内には、「原宿発祥之地」と刻まれた石碑があります。 お寺の方の話によると、「昔は今と違い、原っぱの中の宿。原っぱの中に道があり、宿場町がポツンとあるような雰囲気だった」とのこと。さらに道なりに古道を進み、「外苑西通り」を横断したところで旧鎌倉街道に合流します。 (道マニア・荻窪圭さん) 「失われた古い道が多い。道端にある歴史の痕跡や伝承をつなぎ合わせ、1本の線(道)にしていく事が古道探索の最大の魅力」 9月10日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より
CBCテレビ