【転職】「新卒採用だけでは若手を充足できない」20歳代キャリア採用の意識調査から見る若手の転職市場
【業種別】平均年収はいくら?一覧表でチェック!
業種によっても差が出てくるのが年収。業種別で最も年収が高い業種はどこでしょうか。 doda「平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」から業種別の平均年収を見てみましょう。 ●【業種別の年収一覧表】平均年収:全体(男性・女性) ・金融 469万円(572万円 394万円) ・メーカー 466万円 (506万円 381万円) ・総合商社 464万円(525万円 374万円) ・IT/通信 446万円( 478万円 393万円) ・建設/プラント/不動産 432万円 ( 470万円 364万円) ・専門商社 424万円(468万円 361万円) ・インターネット/広告/メディア 423万円(469万円 381万円) ・メディカル 408万円 (499万円 354万円) ・サービス 377万円(419万円 335万円) ・小売/外食 359万円 (400万円 317万円) 金融が最も高く、次いでメーカー、総合商社、IT/通信 などとなりました。また、業種により約100万円ほど平均年収が異なります。 業種や職種で違いが見られますが、働けるのは一つの業種や職種、そして会社です。 きちんと業種や職種について研究し、キャリアを考えることが重要でしょう。
まとめにかえて
今回は、20歳代の若手社会人のキャリア採用に企業が期待すること、転職して実現させたい年収、そして現代の日本の年収を職種・業種・性別でみてきました。 女性の社会進出や正規雇用が増加し、育休を取得している男性社員が増えていること、また、転職市場が急激に拡大している事実などに代表される、変化の激しさが特徴の現代。 人材の流動性が高まっている昨今において、安定した職種・業種は少なくなっているのが現状です。10年後に職種・業種別のランキングが同じかというと、「誰も分からない」が現実ではないでしょうか。 変動の激しい現代だからこそ、自分の軸をもって生きていく、そのようなことが求められているのかもしれません。
参考資料
・国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」 ・株式会社学情「20代キャリア採用の実施理由は「新卒採用だけでは、若手採用を充足できない」が最多。入社後期待することは「中長期的な戦力になること」がトップに」(PRTIMES) ・株式会社学情「20代が転職で実現したい年収は「301~400万円」が最多。「数十万円の年収アップを希望している」の声」(PRTIMES) ・doda「平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」 ・doda「平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」
荒井 麻友子