護衛艦「かが」にF35B初着艦 米軍支援受け、空母化へ向け試験
海上自衛隊は21日、米カリフォルニア州サンディエゴ沖で、米軍のステルス戦闘機F35Bが護衛艦「かが」に初めて着艦したと明らかにした。11月18日までの予定で行う事実上の空母化に向けた試験の一環。 海自によると、日本時間20日午後3時ごろ、米海軍のF35Bが垂直着艦した。今後も米海軍と米海兵隊の支援を受け、短距離発艦するほか、格納庫に機体を納める手順や、給油や整備、駐機に問題がないかどうかも確認する。 かがは3月、空母化に向けた改修工事で、艦首部を台形から四角形に変更。着艦時の熱に備え、甲板の一部を耐熱化した。9月、今回の試験のため、海自呉基地を出た。