福岡県庁よかもんひろばで「Oh!おおむた展」 大牟田市の施設や祭り紹介
企画展「Oh!おおむた展」が現在、福岡県庁11階「福岡よかもんひろば」で開催されている。主催は大牟田市。(博多経済新聞) 【写真】大牟田市動園が取り組む動物福祉の紹介パネル 福岡県の最南端に位置し、有明海に面する大牟田市。同企画展では、「大牟田市動物園」や同園敷地内にある「大牟田市ともだちや絵本美術館」にまつわる展示をはじめ、同市で毎年7月に開催される祭り「おおむた大蛇山(だいじゃやま)まつり」の紹介、同市の名産品展示販売などを行う。 南棟企画展示室では、大牟田市動物園が取り組む動物福祉の紹介パネルを展示する。ほか、同館で今年6月~8月に開催した「とびだすすもうのずかん展」を開催。同市出身のイラストレーター・オゼキイサムさんの絵本「すもうのずかん」の内容を紹介するもので、絵本に出てくる力士のイラストパネルなどを展示する。このほか、同市出身の絵詞作家・内田麟太郎さん原作の絵本「おれたち、ともだち!」シリーズや、彫刻家・はしもとみおさんの絵本「おもいででいっぱいになったら」のタペストリー展示なども行う。 同展示室の入り口付近では、「おおむた大蛇山まつり」の紹介として、大蛇山の頭の模型や、祭全体の様子が分かるミニチュア「ミニ大蛇山山車」、大蛇山の歴史を紹介する説明パネル展示などを行う。 北棟の「よかもんショップ」では、大牟田市の名産品や同館グッズなどを展示販売する。ラインアップは、「こうひいや」の「大蛇山珈琲(コーヒー)」(1パック200円)、「野口食品」の「九州男児の素 からし高菜」(400円)、同館の「どうぶつコースター」(4種、各280円)、カピバラやタヌキなど動物の形をした焼きドーナツ(250円)など。「よかもんカフェ」では、普段ランチで販売する「よかもん弁当」(900円)に大牟田の名産品「三池高菜」や「草木饅頭」などを取り入れて販売する。 このほか、ワークショップや講演会も行う。11月7日には同館の岡大輔館長を講師に招き、紙で動物を作るワークショップ「ペーパークラフト教室」を行う。10時~11時、13時~14時の2部制で、定員は各回20人。参加費は1,000円。11月28日には、同園の椎原春一園長が同園での取り組みなどについて話す講演会を開く。参加無料、定員50人。ワークショップは要予約で、よかもんひろばウェブサイトで受け付ける。 統括マネジャーの牧本豊治さんは「思わず『おっ』となるような展示で、幅広い年代が楽しめるようになっている。大牟田市は炭鉱など産業遺産が有名だが、このほかの取り組みも知って大牟田市の魅力を感じてもらいたい。市にも足を運んでもらえたら」と話す。 開館時間は8時30分~17時15分。土曜・日曜・祝日休館。入場無料。12月13日まで。
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