女子レスリングの吉田沙保里選手が会見【全文】
女子レスリングの吉田沙保里(33)が24日午後、所属するALSOK綜合警備保障(東京都港区)本社で会見を行い、年内でALSOKを退社することを発表した。 吉田は会見で、「自分への新たなチャレンジとして、新たな気持でリオに臨むことにした。五輪4連覇を目指して頑張る」と語った。今後については「フリーという形で、まだ所属も決まっていない」と述べ、これまで通り至学館大学を練習拠点とするとした。
司会:まず出席者紹介。吉田沙保里選手からのごあいさつ。弊社社長青山よりあいさつ。その後質疑応答。囲み取材を予定しております。申し遅れましたが、私本日の司会進行を担当させていただきますALSOK広報部のトサカシゲオでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それではまず本日の出席者を紹介させていただきます。皆さまから向かいまして左手奥、広報担当取締役常務執行役員、穂苅裕久でございます。広報部長、原行弘.でございます。レスリング部監督、大橋正教でございます。では皆さま正面向かって右手より、代表取締役社長、青山幸恭でございます。レスリング部、吉田沙保里選手でございます。 続きまして吉田沙保里選手よりごあいさつさせていただきます。吉田選手お願いいたします。 吉田:本日はお忙しい中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。このたび私、吉田沙保里は年内をもちまして所属するALSOKを退社することになりました。これまで10年間、多大なるサポートをしてくださり、応援してくださったALSOKの方々に本当に心から感謝しております。この決断は自分へのチャレンジ、新しいチャレンジとして新たな気持ちでリオ・オリンピックに臨むことにいたしました。 またこれから金メダルを目指して、4連覇を目指して頑張っていきますので、引き続きご声援、ご支援のほどよろしくお願いします。 司会:吉田選手、ごあいさつさせていただきました。それでは青山よりごあいさつさせていただきます。 青山:代表取締役社長の青山でございます。本日は皆さま、お集まりいただきましてありがとうございます。当社を代表いたしまして一言ごあいさつ申し上げたいと思います。まず、皆さまにご案内のとおりでありますけども、吉田選手なんですが、2005年の3月に当時の中京女子大を卒業されて、わが社に入られました。その前の年はアテネで金メダルを取られたというところであります。 で、わが社に入りまして、皆さま、ご案内のとおりでございますが、北京、ロンドンと3大会オリンピック連続の金メダリストということでございます。昨日の勝利を含めますと203連勝という、まさに偉業を打ち立てられてというところであります。 こういう中にあって私どもALSOKの社員といたしましては、本当に吉田選手に対する皆さま方の本当に声援、あるいは私ども、社員自体もそうなんですが、社員、役員もそうなんでありますが、支援をやらせていただいたということに際しまして、ある意味10年間ということでございますんで、ずいぶん長いような短いようなっていう感じでございます。 このたび今、お話ございましたように、吉田選手のほうから心機一転、来年のリオを目指してということであります。私どもちょっとさみしい感じはするんですけれども、それならやっぱり、さらにわれわれもまたさらに応援していこうという感じで。今日はたまたまクリスマスということもございます。吉田選手の今後のますますの活躍とそれからあと、やはり2013年の9月でございますが、東京オリンピック・パラリンピックの招致に際しまして吉田選手の活躍、これも皆さまご案内だと思いますけれども、こういうことも含めまして私もそうなんですが、来年のリオはもとより2020年の東京オリンピック、そこまで頑張っていただきたいなというふうに思ってるわけであります。 いずれにいたしましても、これまで私どもの会社というのは吉田選手と共に歩んだ部分もございまして、でALSOKと言えば吉田選手ということなんでございますけれども、ぜひともこのつながりは、ずっとこれから変わることではございません。従いまして皆さまが末永く吉田選手への声援、応援をよろしくお願いしたいなというふうに思っているわけであります。あまり長くあいさつしますといかんので、この程度で終わらせていただきます。どうも本日はありがとうございます。 司会:はい。それでは続きまして、青山より花束を贈呈したいと思います。撮影希望される方は前のほうにお越しして、準備のほうをお願いします。