【現役高校生に聞いた】上下関係「友達のよう」、怖いセンパイは過去!? 理不尽な部活ルールは
部活の厳しい上下関係も今は昔となりましたが、現役高校生の先輩後輩の関係性はどのように変化したのでしょうか。株式会社リクルート(東京都千代田区)が提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』が実施した「部活の先輩・後輩関係」に関する調査によると、「上下関係はありつつフラットな会話もできる比較的対等な関係」が最多となり、「理不尽と感じる部活のルールはない」と答えた高校生が8割を超えることがわかりました。 【調査結果】部活の先輩後輩の関係性は? 調査は、部活経験のある同メディアの高校生エディターおよび公式LINE登録者690人を対象として、2024年9月~10月の期間にインターネットで実施されました。 まず、「部活の先輩との関係性」について聞いたところ、1位「上下関係はちゃんとありつつ、フラットな会話もできる比較的対等な関係」(53.2%)、2位「もはや先輩感を感じずに仲良くできる友達のような関係」(15.7%)となり、先輩が怖くて厳しい存在であるイメージを跳ね返すような結果となりました。 また、「理不尽だなと感じる部活のルールはありますか」という質問に対しては、「ない」と回答した人が82.2%を占め、現代のリアルな先輩後輩の関係性は、理不尽や怖いネガティブなものではまるでなく、一個人として対等でお互いを尊敬し合う非常にポジティブな関係であることがうかがえます。 さらに、相手との関係性が表れやすい「呼び方」について聞いたところ、王道の「〇〇先輩」(74.2%)がダントツに。2位は「(目上であることを意識した、敬称としての)〇〇さん」(18.0%)、3位は「(目上であることを意識しない)〇〇さん、〇〇くん」(10.3%)となり、先輩を対等な仲間と感じていることがわかる結果となりました。
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